6月に読んだ小説一覧
先月は結構いけたなあ。

1. 生誕祭
      馳 星周 著

バブル絶頂期の東京。元ディスコの黒服だった堤彰洋は、薄汚い地上げ仕事に従事していた。大金を動かす快感に酔いしれる彰洋は、次第に金に麻痺し、深みにはまってゆく…。80年代の青春の暴走と破滅を描いた、馳星周の新たな地平。(Yahoo!抜粋)

こういう時代もホントにあったんですね。今思うとおかしな話ですが。おなじみの馳ワールドです。好きな人は好きでしょう。 (3.8点/5)

2. トーキョー・バビロン
      馳 星周 著

進化する馳ノアール---新たなステージへ。ブラック・マネーを掻っ攫え!!若くして<人生の敗者>となった三人が仕掛ける起死回生の大勝負。(Yahoo!抜粋)

連続馳さんです。おもしろいですが、そろそろ食傷気味です。 (3.8点/5)

3. 25時のイヴたち
      明野 照葉 著

誰にもさらせない弱味を抱えて、隠しサイトで出逢ったふたり。現実から"はぐれていた"女同士が、見知らぬままに本音をぶつけあう。不感症、味覚障害、ストレスの果て、虚勢を張り続けることに倦み疲れ、共振しあった女たちがいきつく黒い罠。悪意に染まる歓び。インターネット社会の闇をえぐる驚愕の書き下ろしサスペンス長編。(Yahoo!抜粋)

なかなか読ませるサスペンスですが、終盤がイマイチです。惜しい。近いうちにテレビの2時間ドラマとかでやってそうですね。 (3.2点/5)

4. 押入れのちよ
      荻原 浩 著

怖いのに、切ない。笑えるけど、哀しい。心を震わせる荻原印の傑作短編集。(Yahoo!抜粋)

表題作を含む短編集です。荻原さん初の短編集でしょうか?この人がこんなに短編が書ける作家さんだとは思いませんでした。どれも一級品の短編です。僕は元々、星新一や阿刀田高の短編大好きでしたので、こういう本がもっと出て欲しいなあ。 (4.2点/5)

5. 刑事の墓場
      首藤 瓜於 著

署長の右腕として活躍したエリート刑事・雨森の転任先は、開署以来、一度も捜査本部が置かれたことのない小さな動坂署。そこは不祥事を起こした者や無能な警官を飼い殺すための"刑事の墓場"と恐れられていた。不貞腐れて過ごす雨森の、動坂署での初仕事は、痴話喧嘩が原因の些細な傷害事件。だが、やがて県警全体を巻き込む大事件へと発展し、いよいよ拗ね者たちが立ち上がる。江戸川乱歩賞受賞の異能が描く、待望の書下ろし長編小説。(Yahoo!抜粋)

うーん、うーん。暗いなあ。最後もなんか納得いかないんだよねー。でも途中は楽しく読んでたんだけど。なんでだろう?そうか!この警察の現実感の無さだな、きっと。 (3.3点/5)

6. 踊る天使
      永瀬 隼介 著

 新宿歌舞伎町で雑居ビルが炎上。恋人を喪い真相を追う男の前に、バブル崩壊とともに封印されたはずの事件が浮かび上がる…。現代の暗部を抉る渾身の書き下ろし長篇。(Yahoo!抜粋)

それぞれの場面はおもしろいんだけど、繋がった話としてイマイチに思えてしまう。スープはいいのに麺とあっていないラーメンのようだ。 (3.3点/5)

7. 骸の爪
      道尾 秀介 著

20年前から瑞祥房に脈々と息づく死者の怨念に真備が挑む、シリーズ第2弾。;「オン……リ……マリ……」取材のため、滋賀県の仏所・瑞祥房を訪れたホラー作家の道尾は、深夜の工房で不気味な囁き声を聞く。仏師たちにその話をすると、全員黙り込み、彼は瑞祥房からの退去を求められた。東京に戻った彼は、血の涙を流す仏の写真を手に霊現象探求所の友人・真備の元を訪れた。それから巻き起こる仏師の連続失踪事件の真相は? 第5回ホラーサスペンス大賞・特別賞受賞作家、渾身の書き下ろし。(Yahoo!抜粋)

なかなかよくできたホラーサスペンスです。でも、どーしても、京極さんとオーバーラップしてしまう。そうするとなんか軽くみえてしまう。もったいないなあ。比べる方が悪いんですけどね。あと、犯人が分かりやすいのも欠点。 (3.6点/5)

8. 夢はトリノをかけめぐる
      東野 圭吾 著

日本人にとって、冬季五輪とは何か?新直木賞作家が、現地取材を通して描く、楽しい冬季五輪の見方。(Yahoo!抜粋)

僕も冬季五輪好きです。いいレポート記事です。でも小説ではないですね。間違えました。(選評なし)
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by inac515 | 2006-07-23 15:01 | 読書