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亀田の試合についての一考察
まずは試合については、一応の決着といっていいでしょう。

僕の採点でも4ポイントは亀田が勝っていました。

まあ、フルマークのアメリカの審判は正直?。

これは協栄ジムの保険審判と言われてもしょうがないですねえ(笑)。


では、今回の試合内容についてです。

アウトボクシングに徹した戦いは、ランダエダに対して一番理にかなった戦い方です。

ランダエダは、追う足のないカウンターボクサーです。

スピードで攪乱すれば、たいした相手ではありません。
これは、新井田戦でわかっていたことで、
前回もこういうやり方でいけば、問題のないことだったのは自明です。

しかし、メディアと父にそそのかされた戦い方をすると
たちまち危険な相手となってしまいます。

「亀田=KO」。この幻想がすべての元凶です。

この先、亀田は四面楚歌になると思います。

素人父の理想とするスタイルは

前回までのような「ガードを固めての前進、連打」です。

これは格下のボクサーにはある程度通用しますが、
世界クラスには無理です。

今回はとにかく勝ちを重視して、別のトレーナーの指示に
従ったのでしょう。

基本的に線が細い(私はそう思います)亀田には
今回のようなヒット&アウエイのアウトボックスが適していると思います。

しかし、今回のヒット&アウエイは

まったくのまやかしです。

どうみてもアウトボックスもどきです。

一流のファイター達には、まるで通じないでしょう。

アウトボックスの基本である、「ジャブをしつこくついて、当てる」事が
まるでできていないからです。

相手のパンチの当たらない距離で、アウトボックスのパフォーマンスを
しているにすぎないレベルでしたから。

今からでも遅くないので(負けてもいいので)、
本当のアウトボクサーになって欲しいです。

それだけのスピードがあるんですから。

父離れしましょう!

今回亀田が、

「オヤジが壁になってくれた」といっていましたが、ある意味そのとおり。

そんな事しか、オヤジさんの存在意義が、もう無くなっているんですよ!

もう、裏方に徹してもらったほうがいいですよ。

そのボクシング理論、トレーナーとしての資質は
もう通用しないということは、ハッキリしたのですから。



PS
亀田弟はねえ、、、、。

同じ体格のヤツと一度はやってほしいね。

以上。
by inac515 | 2006-12-21 22:45 | 雑記