3月に読んだ小説一覧
最近、昔読んだ本を忘れて
また買ったり、借りたりしてしまう自分が情けない、、、、。


1. ダナエ
      藤原 伊織 著

今回収録されるのは中篇3篇。表題作「ダナエ」は美術界を舞台にした物語です。画家の宇佐美は個展に義父をモデルにした肖像画を出品しますが、会場で何者かに硫酸をかけられ、ナイフで切り裂かれてしまいます。その事実を知った宇佐美がとった意外な行動とは? ギリシャ神話「ダナエ」とレンブラントの絵「ダナエ」に着想を得たこの作品は、事件の謎解きが進むうちに、男女関係の美しさとやるせなさを感じさせ、不思議な魅力を醸し出します。他の2篇、「まぼろしの虹」と「水母(くらげ)」も読み応え充分。(Yahoo!抜粋)

サラッと読めますが、インパクトはありませんでした。ちょっと文学的な作品です。 (3.4点/5)


2. 重力ピエロ
      伊坂 幸太郎 著

ルールは越えられる。世界だって変えられる。読書界を圧倒した記念碑的名作。文庫化にあたり改稿。 兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。(Yahoo!抜粋)

なかなかイイ感じです。伊坂ワールド。でも、あと一歩なにか心に響くモノがあれば高得点になったような気がします。 (4.0点/5)


3. 株価暴落
      池井戸 潤 著

巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。傑作金融エンタテイメント。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。この作者の真骨頂である企業小説です。銀行も大変です。 (3.9点/5)


4. 赤い羊は肉を喰う
      五條 瑛 著

昔ながらの雰囲気が残る下町・八丁堀にある弱小リサーチ会社に勤務する内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。しかし八丁堀にはなぜか少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増していく。ほんの好奇心から原因を探る偲。そしてついに知り合いの女子大生が失踪し死体で発見されてしまう…。ナチス・ドイツに連なる大衆心理操作の恐怖、そして人間の"愚かしさと愛しさ"を精緻な筆致で描く鮮烈エンターテインメント。(Yahoo!抜粋)

これもイイですねー。スゴく先が気になって、どんどん読み進む。これでラストにもっとインパクトがあったら、ベスト3候補だったのにー。途中期待しただけに残念。それでも読み応えはありますが。 (4.0点/5)


5. 片眼の猿
      道尾 秀介 著

俺は私立探偵。ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。今はある産業スパイについての仕事をしている。地味だが報酬が破格なのだ。楽勝な仕事だったはずが―。気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。(Yahoo!抜粋)

こりゃ、ビミョー。さすがデビュー以来、佳作を連発している作者ではある。が、嫌悪感を抱く読者もいるのではないか?僕的にはこういう話はありだが、ある意味中途半端。これをミステリーと言っていいのかは疑問が残る。 (3.7点/5)


6. 魔性
      渡辺 容子 著

鈴木珠世二十九歳、独身、元OL。引きこもりの彼女は、仲間と贔屓のプロサッカーチームを応援するときだけ、生きている実感を味わえるのだ。ところが、試合当日、仲間のひとり、高校生のありさが何者かに殺された。殺人者は仲間の中に!?犯人捜しに乗りだした珠世を待ち受ける運命は…。実力派が五年ぶりに世に問う問題作!人間関係の裏に隠された現代社会の病巣。(Yahoo!抜粋)

読みやすい。話自体はなんて事ないんだけど、人間描写がイイです。ドラマとかにしてほしいな。ちなみに初めての作家さんです。 (4.0点/5)
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by inac515 | 2007-04-14 17:30 | 読書