7月に読んだ小説一覧
いやー、もう暑い!

この暑さで、日中テニスやる自分に呆れる。

やっぱ、夏はビール飲んで読書がいいです。


1. グラスホッパー
       伊坂 幸太郎 著

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。伊坂さんは好きですねー、やっぱり。読んでいてワクワクします。本作はやや、ご都合主義が目立ちますが、新しいタイプのサスペンスです。 (4.1点/5)


2. メタボラ
       桐野 夏生 著

破壊されつくした僕たちは、"自分殺し"の旅に出る。なぜ"僕"の記憶は失われたのか?世界から搾取され、漂流するしかない若者は、日々の記憶を塗りかえる。孤独な魂の冒険を描く、まったく新しいロードフィクション。(Yahoo!抜粋)

ダラダラと長い小説です。好き嫌いは分かれるかと思いますが、僕は長い小説は好きです。僕たちぐらいの年代が見た若者像が、主人公達に重なります。結末に行くにつれて、尻すぼみになったようにも思われます。残念。 (4.2点/5)


3. 水上のパッサカリア
       海野 碧 著

愛した女の死がもたらしたのは、哀しみだけではなかった。精緻に描き上げた男と女の物語。満場一致、驚嘆すべき新鋭、堂々のデビュー。傑作ハードボイルド!第十回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。(Yahoo!抜粋)

確かにハードボイルドですが、普段、大御所のハードボイルドを読んでいると、やはり弱いですね。いや、しかし、コレがデビュー作と考えると、スゴくよく、そつなくできていると思います。 (3.5点/5)


4. スラッシャー 廃園の殺人
       三津田 信三 著

ホラー作家が怪異的理想をこめて造り上げた廃墟庭園。「魔庭」にこもっていた作家は姿を消し、肝試しに忍び込んだ大学生達は遺体で発見された。その廃園を格好の舞台に選んだビデオ映画スタッフに、忍び寄る黒い影…。惨劇の恐怖をこえて至る、衝撃的な結末。これぞ怪奇にして、完全なるミステリー作品。(Yahoo!抜粋)

うーん。作者のやろうとしている事はわかる。僕もダリオ・アルジェントは大好きだし、「サスペリア」の1と2は、ホラー映画の第一位だ。でも小説は別。中途半端です。謎解きがメインなのか、スプラッターがメインなのか?結末もそこまで衝撃的かと? (3.3点/5)


5. 監禁
       福田 栄一 著

「助けてくれ、カンキンされている 警察にれんらくを」そうかかれた一枚の紙切れを見付けた美哉。危険な匂いを感じた美哉は一人でそのメッセージの真相を追う。一方、放火の容疑をかけられたまま失踪してしまった恋人の行方を追う義人。もう探すのを諦めようとしていた時に、ある手がかりを得て―。錯綜する様々な手がかりと時間軸。この事件の謎は果たして解けるのか。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。でも、最後のドタバタがどうもなーって感じです。まあ講談社ノベルスっぽいていえばそうなのかも。漫画チックです。 (3.8点/5)


6. 疑惑
       折原 一 著

振り込め詐欺、放火、騒音おばさん…あなたのそばにひそむ悪意を描いて大好評『冤罪者』『失踪者』シリーズの姉妹篇ともいうべきミステリー作品集。「黙の家」を特別収録。図版多数掲載。(Yahoo!抜粋)

短編集です。まあ、ありがち?とにかく、かるーーく読めます。んー後はコメントがでないなあ。 (3.5点/5)


7. 恋する組長
       笹本 稜平 著

探偵事務所を開いている「俺」のもとを訪れるのは、やくざと、やくざよりタチの悪い悪徳刑事ばかり。「極道は飯の種」と割り切って、今日も探偵稼業に精を出すが、あまりにも奇妙で無茶な依頼が持ち込まれて…。風変わりな事件を、軽快な筆致と生き生きした人物描写で描きあげる、極上のハードボイルド探偵小説、登場。(Yahoo!抜粋)

これも短編集です。サラッと読めておもしろかったです。ただ、こんなヤクザはいないでしょう(笑)。設定は好きです。 (3.8点/5)


8. 微熱の街
       鳴海 章 著

寺多政道、通称テラマサ。関東粋星会若頭心得―四十もなかばすぎて自前の組を持てない半端な俺だ。犬ころみてえに慕い寄ってくる日系ブラジル人の扶利夫だけが弟分よ。そんな俺のもとに八歳のガキが現れた途端、トカレフ持った正体不明の連中に襲われた。ガキをかくまったゲイバーのタミィとその女房子供も惨殺された。加えて、警視庁公案局テロ対策準備室長とやらのお出ましだ。クソッ、いったい何が、どうなってるんだ。(Yahoo!抜粋)

こちらもヤクザ小説。ちょっとハードボイルド系です。設定は突飛すぎですが、主人公のキャラもたっていて、オモシロイ小説でした。結末があっさりだったのが残念と言えば残念です。この作家さんは、先月に続き2作目だと思うんですが、作品数が100以上です。読破はあきらめました(笑)。 (4.0点/5)



あー、よく読んだ、今回は。
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by inac515 | 2007-08-05 16:59 | 読書