12月に読んだ小説一覧
新年おめでとうございます。

今年も良いことがありますように。


1. あがるた
       花村 萬月 著

美貌の女忍びが、島原の乱、そして徳川家康の正体に迫る。面白さ天下無双の"平成の忍者小説"決定版。(Yahoo!抜粋)

前半の、いかにもな忍び小説から、後半の何ともぶっ飛んだ異次元ワールド!正直、今回はついていくのがやっとでした。登場人物の個性は「スゴい」の一言です。 (3.8点/5)


2. 楽園   上・下
       宮部 みゆき 著

「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。
土井崎夫妻がなぜ、長女・茜を殺さねばならなかったのかを調べていた滋子は、夫妻が娘を殺害後、何者かによって脅迫されていたのではないか?と推理する。さらには茜と当時付き合っていた男の存在が浮かび上がる。新たなる拉致事件も勃発し、様々な事実がやがて一つの大きな奔流となって、物語は驚愕の結末を迎える。(Yahoo!抜粋)

話題の本です。上下刊でボリュームはありますが、スラスラと読めていけるのは、やはり作者の筆力でしょうか。ベースとなるふたつの話が見事にリンクしていきます。「模倣犯」ほどのインパクトはありませんが、犯人像もよいです。基本的にフリーライターの滋子が探求していく姿勢ですので、警察の扱いが、ややご都合主義的にも思えますが、それは目をつむりましょう。(4.3点/5)
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by inac515 | 2008-01-06 09:46 | 読書