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1月に読んだ小説一覧
やばばばい、やばばばい。
更新疎かスギ。


1. 他人事
      平山 夢明 著

空想が生んだ惨事が心の空白を埋める。無意味で不気味な心の暗渠を覗く14編。(Yahoo!抜粋)

ほぼおもしろかったけど、駄作もあった。嫌いな人にはとことん嫌われる作品だと思う。個人的には「メルカトル」よりこっちかな。 (3.9点/5)


2. この指とまれ GONBEN
      小川 勝巳 著

美貌の女子大生・椙浦夏子は、稼いだバイト代全てを貢いだ恋人を、社長令嬢・日ノ原麗華に奪われた。「お金持ちになって、あのふたりを見返してやる!」と誓う夏子は、大学の同級生で体育会スキー部に所属する鹿沼歩、父親が会社で不正を働いて逮捕されたスキー部の後輩・吉田博貴、夏子がバイト先のキャバクラで知り合った長谷川夏樹らを仲間に加え、詐欺グループを結成する。学生サークルのノリでカモを騙す計画を練る彼女たち。数多の犯罪の成功に味をしめ、より大物をターゲットに定めるうちに、いつしかヤクザや警察を敵にまわすことになって…。狐と狸の化かし合い。悪魔は誰に微笑むか。(Yahoo!抜粋)

おもしろかった。まあ、ちょっと現実離れしてるかもしれないけど。後半に盛り上がり、最後も良かったと思うな。 (4.1点/5)


3. ハッピーエンドにさよならを
      歌野 晶午 著

望みどおりの結末になることなんて、現実ではめったにないと思いませんか?小説の企みに満ちた、アンチ・ハッピーエンド・ストーリー。前人未到のミステリ四冠を達成した偉才が仕掛ける未曾有の殺意。(Yahoo!抜粋)

これも短編集。「ハッピーエンドじゃなさ」が中途半端。もっとやっていいのに、、、。惜しい。まあ、これが限界かもね。 (3.9点/5)







さあ、また更新しなきゃ。
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by inac515 | 2008-03-19 13:21 | 読書
12月に読んだ小説一覧
新年おめでとうございます。

今年も良いことがありますように。


1. あがるた
       花村 萬月 著

美貌の女忍びが、島原の乱、そして徳川家康の正体に迫る。面白さ天下無双の"平成の忍者小説"決定版。(Yahoo!抜粋)

前半の、いかにもな忍び小説から、後半の何ともぶっ飛んだ異次元ワールド!正直、今回はついていくのがやっとでした。登場人物の個性は「スゴい」の一言です。 (3.8点/5)


2. 楽園   上・下
       宮部 みゆき 著

「模倣犯」事件から9年が経った。事件のショックから立ち直れずにいるフリーライター・前畑滋子のもとに、荻谷敏子という女性が現れる。12歳で死んだ息子に関する、不思議な依頼だった。少年は16年前に殺された少女の遺体が発見される前に、それを絵に描いていたという―。
土井崎夫妻がなぜ、長女・茜を殺さねばならなかったのかを調べていた滋子は、夫妻が娘を殺害後、何者かによって脅迫されていたのではないか?と推理する。さらには茜と当時付き合っていた男の存在が浮かび上がる。新たなる拉致事件も勃発し、様々な事実がやがて一つの大きな奔流となって、物語は驚愕の結末を迎える。(Yahoo!抜粋)

話題の本です。上下刊でボリュームはありますが、スラスラと読めていけるのは、やはり作者の筆力でしょうか。ベースとなるふたつの話が見事にリンクしていきます。「模倣犯」ほどのインパクトはありませんが、犯人像もよいです。基本的にフリーライターの滋子が探求していく姿勢ですので、警察の扱いが、ややご都合主義的にも思えますが、それは目をつむりましょう。(4.3点/5)
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by inac515 | 2008-01-06 09:46 | 読書
2007年度 ベストテン発表!!
今年も読書は、よいペースでした。

個人的好みに偏っていますし、
最新作も、まだ読んでいないモノもありまして、、、、、。

とりあえず、巷のベストテンとは趣が異なりますが。

しかも、宮部さんと伊坂さんの新作は
確実に上位にくるでしょうね。
それはまた来年です。



1位  すじぼり
         福澤 徹三 著

2位  悪人
         吉田 修一 著

3位  収穫祭
         西澤 保彦 著

4位  夜想
         貫井 徳郎 著

5位  越境捜査
         笹本 稜平 著

6位  鴨川ホルモー
         万城目 学 著

7位  正義のミカタ
         本多 孝好 著

8位  かび
         山本 甲士 著

9位  交渉人
         五十嵐 貴久 著

10位 交渉人 遠野麻衣子最後の事件
         五十嵐 貴久 著

次点  メタボラ
         桐野 夏生 著



ワーストワン    LOVE LOGIC ~密と罰~
                     清涼院 流水 著



以上です。
もう、これ以外でも差のない作品が結構ありましたね。

ではでは。
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by inac515 | 2007-12-29 14:59 | 読書
11月に読んだ小説一覧
いやー、今年も終わりですね~。

今年度中にどーしても読み終えられなかった本が2作。
多分読んでたら、今年のベスト5に入ったんじゃないかなあ。

というわけで、先月はこの5冊。


1. 借金取りの王子
        垣根 涼介 著

デキる女ほど、なぜ辞めたがる??リストラ請負人・村上真介の悩みは今日も深い。デパート、生保、金融、ホテル…次の標的は、あなたかも!?恋と仕事の傑作エンタテインメント、ますますパワーアップ。(Yahoo!抜粋)

これは続編ですね。前作は最近文庫化してました。主人公はちょっとカッコよすぎるけど、サラッと読める連続モノの短編です。まあ、実際リストラはこんなにはいかないですよねえ。テレビドラマとかになったら、ウケそうです。 (3.9点/5)


2. インシテミル
        米澤 穂信 著

期待の新鋭が描く究極の殺人ゲーム。時給11万2千円のバイトの応募した12人のメンバー。そのバイトとは暗鬼館での7日館のバイト。7日間ただ過ごすだけでよい?(Yahoo!抜粋)

不思議な作品ですねえ。今どきと古典の融合って感じですかねえ。ちょっと回りくどかったり、設定が突飛だったりしますが、楽しめて読めました。結末がもっとよければなあ。 (4.0点/5)


3. 黒水熱
        ヴァシィ章絵

マラリアの予防接種で一人息子を亡くしたエリカは、大物政治家の陰謀でマラリアが流行っていることをつきとめる。顔を変え、高級デートクラブ嬢となって男に接近。エリカの復讐劇がはじまった―。前作『ワーホリ任侠伝』からさらにスケールアップした、大型新人の書下ろし長編。(Yahoo!抜粋)

いやー、突飛!行き過ぎです(笑)。まあ、テンポはいいですが、うーーん。意外とおもしろかったかもしれないけど、ウーーん。 (3.7点/5)


4. 顔なし子
        高田 侑 著

年老いた父と同居するため、家族をつれて故郷に戻った美笹修司。その帰郷を待ちわびたように次々と発生する怪事件。恐怖のどん底に突き落とされる村。その時、修司の脳裏には、ある少年の姿が浮かんでいた…。(Yahoo!抜粋)

うん、怖かったですよ。しかし、この作者は前作「うなぎ鬼」といい、ドロドロ感のある底辺になんともいえない暗さをもった小説が天下一品ですね。結末にかけてもおもしろかった。次も期待。(4.1点/5)


5. 交渉人遠野麻衣子・最後の事件
        五十嵐 貴久 著

犯人から交渉人に指名された広報課の警部・遠野麻衣子は、メールのみの交渉手段で、東京を救うことができるのか??;人質は、東京都民。要求は、教祖の釈放。警察と真犯人の4日間の息詰まる攻防を描いた、傑作サスペンス。ベストセラー『交渉人』(幻冬舎文庫)第二弾!;銀座交番、桜田門、二階建てバス……。都内の各所で爆弾事件が発生する。犯人の要求は2000人の死者を出した"宇宙真理の会地下鉄爆破テロ事件"の首謀者・御厨徹の釈放だった。犯人の代理人となり、警視庁との「交渉人」に指名されたのは、広報課の警部・遠野麻衣子。限られた時間の中で、真犯人を突き止め、爆弾を発見し、東京を救うことはできるのか? 読み出したら止まらない、傑作サスペンス。(Yahoo!抜粋)

ホント、止まりませんでした。次から次へと襲う至難の連続。前作も興奮しましたが、今回もイイ感じです。結末のヒネリは、やや前作が上か?「最後の事件」かどうかは、読んでのお楽しみ。 (4.2点/5)




さてさて、
年末までには
今年の独断ベスト10を発表しま~す!
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by inac515 | 2007-12-26 20:06 | 読書
10月に読んだ小説一覧
もう12月なのに、、、、。

1. 夜明けの街で
      東野 圭吾 著

幸福な家庭で起きた殺人事件。まもなく時効を迎える。僕はその容疑者と不倫の恋に堕ちた―。(Yahoo!抜粋)

最近は、出す本すべてが話題の東野さん。月9の「ガリレオ」も大ヒットですし。でも、湯川先生のイメージは福山君じゃなっかたなあ。でも、見たらそれもアリかなと。話題が全然それました。
これも、そつなく平均以上です。 (4.0点/5)


2. ソロモンの犬
      道尾 秀介 著

幼い友はなぜ、死ななくてはならなかったのか?一文一文から鮮烈な驚きと感動が立ちのぼる傑作ミステリー。(Yahoo!抜粋)

昨年の勢いで、ここまできている感じです。おもしろいですが、突き抜けるインパクトが今ひとつ弱いのは残念です。来年は勝負の年となるでしょうね。 (3.9点/5)


3. 越境捜査
      笹本 稜平 著

警視庁捜査一課の鷺沼は、迷宮入り事件のファイルを開いた。14年前、12億円をだまし取った男が金とともに消され、犯人も金も行方不明のまま。再捜査開始。鷺沼は12億円の行き先をつかむ。神奈川県警―。しかし、それだけではなかった。大藪春彦賞作家が組織に闘いを挑む男たちを描いた長編警察小説。(Yahoo!抜粋)

色々な登場人物の絡み具合が最高です。警察内部のドロドロは他にも沢山作品がありますが、そこに多くのスパイスが加わります。一気読みです。 (4.3点/5)


4. 水の中の犬
      木内 一裕 著

解決しようのない依頼を引き受けた探偵に降りかかる、連鎖する悪意と暴力。それらはやがて、自身の封印された記憶を解き放つ。『藁の楯』木内一裕が贈る、待望の極限エンターテインメント第二作。(Yahoo!抜粋)

マンガでおなじみの、きうちかずひろ第二作小説です。相変わらず探偵は、いい味だしてます。
物語は少し冗長な感じがします。 (3.8点/5)


5. クレイジー・クレイマー
      黒田 研二 著

大型スーパー"デイリータウン"のマネージャー袖山剛史は、クレーマー・岬圭祐、万引き常習犯・マンビーという二人の"悪魔"に悩まされていた。ある日岬が、クマ型ペットロボット"テディ・バディ"のケンタを診てほしいと現れた。治療法を教えて切り抜けたのも束の間、マンビーにデスクトップパソコンを盗まれる。そして岬が再びやって来た、「電子レンジでケンタを温めたら死んだ」と―。岬の嫌がらせはエスカレートする一方。袖山の心の支えは恋人・美乃の存在だったが…。(Yahoo!抜粋)

もう、クレイマーの話だけで平均点あげちゃいます。話の展開はいいんですが、オチがちょっと強引ではないかと、、、。最初の勢いが、悪い意味で違う方向に行ってしまったのでは? (4.0点/5)


6. 悪人
      吉田 修一 著

保険外交員の女が殺害された。捜査線上に浮かぶ男。彼と出会ったもう一人の女。加害者と被害者、それぞれの家族たち。群像劇は、逃亡劇から純愛劇へ。なぜ、事件は起きたのか?なぜ、二人は逃げ続けるのか?そして、悪人とはいったい誰なのか。(Yahoo!抜粋)

好きです。ある意味、旬な小説です。こんな世相なんです、今は。でも、フィクションですから。たぶん今年一番読み応えがあったかと思います。 (4.4点/5)




てなかんじで、すぐに11月を。

そして年間ベスト10を!
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by inac515 | 2007-12-20 23:17 | 読書
9月に読んだ小説一覧
1. 夜想
       貫井 徳郎 著

名作『慟哭』から十四年。ふたたび「宗教」をテーマに、魂の絶望と救いを描いた雄渾の巨篇。(Yahoo!抜粋)

一人の少女の特別な力が周囲に様々な影響を及ぼす。救い、救われるとはどういう事なのか?宗教という枠組みを考えさせられる一冊です。ハマりました。 (4.3点/5)


2. ダンサー
       柴田 哲孝 著

嵐の夜、研究所から姿を消した謎の生命体、"ダンサー"。同じ頃、フラメンコの踊り子・志摩子は正体不明の男につきまとわれて…書き下ろし傑作ミステリー長篇。(Yahoo!抜粋)

ホラー、SF、推理の詰まった小説。なかなかテンポ良く進んでいきます。惜しいかな、”ダンサー”のキャラが中途半端。残忍なくせに人間くさい(笑)。まあ、それが狙いなんでしょうけど。終わり方も読めてしまいましたが、話の流れは好きな部類です。 (4.1点/5)


3. 悪夢のドライブ
       木下 半太 著

運び屋のバイトを始めた売れないお笑い芸人を、2億円の借金を抱えた女子高生が追いかける。実はそこには、金に目がくらんだヤクザ、刑事、SMの女王様までが、どっぷり参加していた。誰がいちばん悪いのか?誰がいちばん狡いのか?最後にびっくりするのはどいつだ!?大阪の街を、欲望と執着が迷走する。追いつ、追われつ、騙し、騙され、また騙し…の傑作コメディサスペンス。(Yahoo!抜粋)

ハチャメチャな、まさしくコメディサスペンス。やはりシナリオっぽいんだよね。映画や演劇向きだと思う。キャラはおもしろかったです。 (3.7点/5)


4. 占拠ダンス
       木宮 条太郎 著

邦和信託銀行神田支店。ある朝、開店時間を過ぎてもシャッターが開かない。一社員の嫌がらせかと高を括る上層部だったが、立てこもった犯人から全社員に宛てた一通のメールが届く。「神田支店は占拠された。宣言する。これはストライキだ」邦和信託の恥部が詰まったデータで経営陣に揺さぶりをかける占拠犯は、交渉役として、六年前の金融危機で袂を分かったかつての同期を指名する―。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。銀行話は良く読みますが、行員の犯行は初めてかも。ある意味、なかなか考えさせられる作品でした。 (4.0点/5)



              読書の秋よりスポーツの秋かもね。
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by inac515 | 2007-10-16 23:20 | 読書
8月に読んだ小説一覧
今年の夏は暑かったです。


1. 正義のミカタ
       本多 孝好 著

いじめ、リストラ、格差。こんな社会で生きていかなきゃならない、本当は将来が少し不安なあなたに贈る、書き下ろし青春小説。(Yahoo!抜粋)

このての青春モノはツボです。単純におもしろかった。どんどん読み進めましたよ。設定よし、キャラよし。ただ、後半は僕の思った展開と違いました。もう少しオチを掘り下げて欲しかった。でも、傑作です。 (4.2点/5)


2. 収穫祭
       西澤 保彦 著

1982年、8月17日、夜。暴風雨の首尾木村北西区で、ほとんどの村民が虐殺される大量殺人の発生が警察に伝えられる。しかし悪天候と現場に通じる2脚の橋が流れたため地区は孤立、警察の到着は翌日になってからだった。かろうじて生き延びたのは中学3年の少年少女3人と彼らが通う分校の教諭ひとり。被害者は、3人の家族ら14名で、そのうち11人が鎌で喉を掻き切られていた。不明な点もあったが、犯人は、事件当日、逃走後に事故死した英会話教室の外国人講師と断定された―。そして9年後、ひとりのフリーライターが生き残った者たちへの取材を開始するや、ふたたび猟奇的な殺人事件が起こる。凶器はまたもや鎌だった…。著者渾身の1944枚、傑作『依存』を超えた書き下ろし長篇ミステリ。(Yahoo!抜粋)

いいですねー。こういうおどろどろしくも、サスペンス風な小説は最高です。長さが気になりません。でも後半四分の一が残念です。どうもしっくりきません。そこまでがいいので、何気なくラストまでいってしまいますが、チョットダマされた気分です。もう少し完璧な結末なら、今年度の最高ミステリーに決まったのに、、、、! (4.3点/5)


3. 氷の華
       天野 節子 著

練馬区桜台6丁目×番×号、グリーンハイツ205号室で発生した関口真弓毒殺事件。犯人を追う戸田警部補の眼差しは、いつしか彼女の上司である営業部長に注がれるが…。サスペンスが踊る本格推理小説。(Yahoo!抜粋)

舞台が近くですね(笑)。よくできたサスペンス小説です。奇はてらってないですが、安心して読めました。初めての作家さんです。 (3.9点/5)


4. 武士道シックスティーン
       誉田 哲也 著

「ようするにチャンバラダンスなんだよ、お前の剣道は」剣道エリート、剛の香織。「兵法がどうたらこうたら。時代錯誤もいいとこだっつーの」日舞から転身、柔の早苗。相反するふたりが出会った―。さあ、始めよう。わたしたちの戦いを。わたしたちの時代を。新進気鋭が放つ痛快・青春エンターテインメント、正面打ち一本。(Yahoo!抜粋)

えっ、これって誉田作品ですか?面食らいました(本作とかけてます)。着眼点が剣道とは。サラッと読めましたが、後半グダグダ感が少しあったのは残念。でも、好きなタイプの小説です。 (3.8点/5)


5. 大延長
       堂場 瞬一 著

初出場でありながら、大会屈指の好投手を擁して勝ち上がった、新潟の公立進学校・新潟海浜。甲子園の常連で、破壊的な打撃力を誇る、東京の私立・恒正学園。両校間で行われた夏の全国高等学校野球選手権大会・決勝戦は、延長15回の熱闘に決着がつかず、優勝決定は翌日の再試合に持ち越された。監督は大学時代のバッテリー同士で、海浜のエースとキャプテン、恒正の四番バッターは、リトルリーグのチームメート。甲子園球場に出現した奇跡の大舞台で、互いの手の内を知り尽くしたライバルたちの人生が交差する。エースの負傷欠場、主力選手の喫煙発覚など、予期せぬ事態に翻弄されながら"終わらない夏"に決着をつけるため、死闘を続ける男たちの真摯な姿、"甲子園優勝"をとりまく数多の欲望の行方を、俊英が迫力の筆致で描いた傑作長編。(Yahoo!抜粋)

スポーツ小説が続きました。お話自体はすごくイイです。ただ高校野球の試合自体が話の骨格なので、試合展開がいかにもありがちで、陳腐なのが如何なものか?でもしょうがないんだろうけど。それだけで話の先が読めてしまうところが残念。 (3.8点/5)




さあ、読書の秋に突入ですね。
でも、今年はスポーツの秋かも。
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by inac515 | 2007-09-13 22:58 | 読書
7月に読んだ小説一覧
いやー、もう暑い!

この暑さで、日中テニスやる自分に呆れる。

やっぱ、夏はビール飲んで読書がいいです。


1. グラスホッパー
       伊坂 幸太郎 著

「復讐を横取りされた。嘘?」元教師の鈴木は、妻を殺した男が車に轢かれる瞬間を目撃する。どうやら「押し屋」と呼ばれる殺し屋の仕業らしい。鈴木は正体を探るため、彼の後を追う。一方、自殺専門の殺し屋・鯨、ナイフ使いの若者・蝉も「押し屋」を追い始める。それぞれの思惑のもとに―「鈴木」「鯨」「蝉」、三人の思いが交錯するとき、物語は唸りをあげて動き出す。疾走感溢れる筆致で綴られた、分類不能の「殺し屋」小説。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。伊坂さんは好きですねー、やっぱり。読んでいてワクワクします。本作はやや、ご都合主義が目立ちますが、新しいタイプのサスペンスです。 (4.1点/5)


2. メタボラ
       桐野 夏生 著

破壊されつくした僕たちは、"自分殺し"の旅に出る。なぜ"僕"の記憶は失われたのか?世界から搾取され、漂流するしかない若者は、日々の記憶を塗りかえる。孤独な魂の冒険を描く、まったく新しいロードフィクション。(Yahoo!抜粋)

ダラダラと長い小説です。好き嫌いは分かれるかと思いますが、僕は長い小説は好きです。僕たちぐらいの年代が見た若者像が、主人公達に重なります。結末に行くにつれて、尻すぼみになったようにも思われます。残念。 (4.2点/5)


3. 水上のパッサカリア
       海野 碧 著

愛した女の死がもたらしたのは、哀しみだけではなかった。精緻に描き上げた男と女の物語。満場一致、驚嘆すべき新鋭、堂々のデビュー。傑作ハードボイルド!第十回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。(Yahoo!抜粋)

確かにハードボイルドですが、普段、大御所のハードボイルドを読んでいると、やはり弱いですね。いや、しかし、コレがデビュー作と考えると、スゴくよく、そつなくできていると思います。 (3.5点/5)


4. スラッシャー 廃園の殺人
       三津田 信三 著

ホラー作家が怪異的理想をこめて造り上げた廃墟庭園。「魔庭」にこもっていた作家は姿を消し、肝試しに忍び込んだ大学生達は遺体で発見された。その廃園を格好の舞台に選んだビデオ映画スタッフに、忍び寄る黒い影…。惨劇の恐怖をこえて至る、衝撃的な結末。これぞ怪奇にして、完全なるミステリー作品。(Yahoo!抜粋)

うーん。作者のやろうとしている事はわかる。僕もダリオ・アルジェントは大好きだし、「サスペリア」の1と2は、ホラー映画の第一位だ。でも小説は別。中途半端です。謎解きがメインなのか、スプラッターがメインなのか?結末もそこまで衝撃的かと? (3.3点/5)


5. 監禁
       福田 栄一 著

「助けてくれ、カンキンされている 警察にれんらくを」そうかかれた一枚の紙切れを見付けた美哉。危険な匂いを感じた美哉は一人でそのメッセージの真相を追う。一方、放火の容疑をかけられたまま失踪してしまった恋人の行方を追う義人。もう探すのを諦めようとしていた時に、ある手がかりを得て―。錯綜する様々な手がかりと時間軸。この事件の謎は果たして解けるのか。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。でも、最後のドタバタがどうもなーって感じです。まあ講談社ノベルスっぽいていえばそうなのかも。漫画チックです。 (3.8点/5)


6. 疑惑
       折原 一 著

振り込め詐欺、放火、騒音おばさん…あなたのそばにひそむ悪意を描いて大好評『冤罪者』『失踪者』シリーズの姉妹篇ともいうべきミステリー作品集。「黙の家」を特別収録。図版多数掲載。(Yahoo!抜粋)

短編集です。まあ、ありがち?とにかく、かるーーく読めます。んー後はコメントがでないなあ。 (3.5点/5)


7. 恋する組長
       笹本 稜平 著

探偵事務所を開いている「俺」のもとを訪れるのは、やくざと、やくざよりタチの悪い悪徳刑事ばかり。「極道は飯の種」と割り切って、今日も探偵稼業に精を出すが、あまりにも奇妙で無茶な依頼が持ち込まれて…。風変わりな事件を、軽快な筆致と生き生きした人物描写で描きあげる、極上のハードボイルド探偵小説、登場。(Yahoo!抜粋)

これも短編集です。サラッと読めておもしろかったです。ただ、こんなヤクザはいないでしょう(笑)。設定は好きです。 (3.8点/5)


8. 微熱の街
       鳴海 章 著

寺多政道、通称テラマサ。関東粋星会若頭心得―四十もなかばすぎて自前の組を持てない半端な俺だ。犬ころみてえに慕い寄ってくる日系ブラジル人の扶利夫だけが弟分よ。そんな俺のもとに八歳のガキが現れた途端、トカレフ持った正体不明の連中に襲われた。ガキをかくまったゲイバーのタミィとその女房子供も惨殺された。加えて、警視庁公案局テロ対策準備室長とやらのお出ましだ。クソッ、いったい何が、どうなってるんだ。(Yahoo!抜粋)

こちらもヤクザ小説。ちょっとハードボイルド系です。設定は突飛すぎですが、主人公のキャラもたっていて、オモシロイ小説でした。結末があっさりだったのが残念と言えば残念です。この作家さんは、先月に続き2作目だと思うんですが、作品数が100以上です。読破はあきらめました(笑)。 (4.0点/5)



あー、よく読んだ、今回は。
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by inac515 | 2007-08-05 16:59 | 読書
6月に読んだ小説一覧
台風が去ったと思ったら地震。
そろそろ梅雨明けですか。


1. 総理を撃て
       鳴海 章 著

二流の私大を卒業後、就職した会社で、25年。オフィス用機器の飛び込みセールスで、胃に穴のあくような毎日を送る、47歳のサラリーマン、明智。部下には軽んじられ、上司にはいびられ、もう夢を見ることもない明智の人生に、思わぬ幸運が舞い込んだ。ほのかな恋の予感。そして、永年の地道な努力が認められ、経営陣の一角に登用されるというのだ。しかし、それは「悪夢」の始まりでしかなかった。『狼の血』から8年―。名もなきサラリーマンの怒りを描いて、読む者の魂に迫る「情念」のハードボイルド、ここに登場。(Yahoo!抜粋)

確かに悪夢のような、しかし、ちょっとコメディタッチの小説ですね。三分の二までは結構よかったですね。期待したんですが、ラストへの持って行き方が惜しかったです。総理が出てきてからが興ざめしました。 (3.9点/5)


2. 千年樹
       荻原 浩 著

千年を生きたクスノキの物語。それは、繰り返された人間たちの物語。(Yahoo!抜粋)

一連のつながりのある短編集です。荻原さんは短編二作目(押入れのちよ一作目)ですが、ホント短編の才能もありますねー。前回同様ちょっと怖い設定が、よく効いています。 (4.0点/5)


3. 鴨川ホルモー
       万城目 学 著

このごろ都にはやるもの、勧誘、貧乏、一目ぼれ。葵祭の帰り道、ふと渡されたビラ一枚。腹を空かせた新入生、文句に誘われノコノコと、出向いた先で見たものは、世にも華麗な女(鼻)でした。このごろ都にはやるもの、協定、合戦、片思い。祇園祭の宵山に、待ち構えるは、いざ「ホルモー」。「ホルモン」ではない、是れ「ホルモー」。戦いのときは訪れて、大路小路にときの声。恋に、戦に、チョンマゲに、若者たちは闊歩して、魑魅魍魎は跋扈する。京都の街に巻き起こる、疾風怒濤の狂乱絵巻。都大路に鳴り響く、伝説誕生のファンファーレ。前代未聞の娯楽大作、碁盤の目をした夢芝居。「鴨川ホルモー」ここにあり!!第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。(Yahoo!抜粋)

おもしろかった!新人とは思えないなあ。ツボにはまりました。が、これを全く受け付けない人もいるんじゃないかなあ。たぶん読者は賛否両論でしょう。ある意味、劇画・漫画チックでもあるし。まあ、三分の一読んでダメな人は、とっととあきらめてください(笑)。 (4.2点/5)


4. 6時間後に君は死ぬ
        高野 和明 著

「六時間後に君は死ぬ」。街で出会った見知らぬ青年に予言された美緒。信じられるのは誰なのか。「運命」を変えることはできるのか。(Yahoo!抜粋)

これも連作短編集。設定がいいですねえ。まあ、中身はちょっと?かな。最後も妙にハッピーエンドで終わってしまって。綺麗にまとまりすぎている感も。 (3.8点/5)


5. 行きずりの街
        志水 辰夫 著

女生徒との恋愛がスキャンダルとなり、都内の名門校を追放された元教師。退職後、郷里で塾講師をしていた彼は、失踪した教え子を捜しに、再び東京へ足を踏み入れた。そこで彼は教え子の失踪に自分を追放した学園が関係しているという意外な事実を知った。十数年前の悪夢が蘇る。過去を清算すべき時が来たことを悟った男は、孤独な闘いに挑んでいった…。日本冒険小説協会大賞受賞作。(Yahoo!抜粋)

もう、16年前の作品ですねー。当時読もうと思ったけど、結局ずーっと読んでませんでした。良くできています。ちょっと古くささも感じますが、おもしろかった。個人的には、もうちょっとくだけた感じになったら好きだったかも。 (3.9点/5)


6. 日本一不運な男
        新堂 冬樹 著

初めて迎える婚約者の誕生日。この佳き日に、男は日本中の不運を背負い込んだ。平凡な会社員・三沢は突然何者かに拉致され、驚愕の"あるミッション"を命じられる。さらに最愛の恋人・まどかが人質として監禁され、絶体絶命の境地に!逃げ足の速さだけが取り柄の三沢は、苛酷な"任務"をクリアできるか―。(Yahoo!抜粋)

さすがにマンネリなり(笑)。この手の三流男話はもういいです、新堂さん。アッと言う間に読めはしましたが。 (3.5点/5)
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by inac515 | 2007-07-16 18:23 | 読書
5月に読んだ小説一覧
もう、6月も後半になってしまった、、、、。

1. 落下する花 -月読- 
         太田 忠司 著

死者の最期の想いを読むことのできる「月読」―死はいったい誰のものなのか?静かな感動にみちた物語。(Yahoo!抜粋)

前回、自分は好評だった続編です。おもしろかったです。ミステリー的には反則かもしれませんが、キャラが非常にたっています。一気読みでした。 (3.9点/5)


2. 独白するユニバーサル横メルカトル
         平山 夢明 著

2006年度日本推理作家協会賞受賞作。怪談実話のスーパースター・平山夢明の恐るべき結実。絢爛たる第一短編集。(Yahoo!抜粋)

昨年度「このミス」一位作品を、やっと読みました。うーん、この手の話は嫌いではありません。しかし、おもしろくありませんでした。僕が時代についていけてないんでしょうか(笑)?新刊も出ましたが、読まないかも。 (3.4点/5)


3. 二度と戻らぬ
         森巣 博 著

伝説のプロギャンブラーを追うことになった雑誌編集者の加納涼子。その過程で出会った博奕打ちの森山道。二人の邂逅が、地獄への道を切り開いた。札束が飛び交う。愉悦にもだえる。人が死ぬ。博奕打ちは、過去の清算を祈りつつ、最後の勝負に出向いた―。情け無用の略奪闘争が始まった。森巣文学の頂点。(Yahoo!抜粋)

初めて読んだ作家さんです。博打小説?どーなんでしょう?ところどころおもしろいんですが、なんか現実感湧きません。期待して読んだわりに?かも。 (3.5点/5)


4. 生還者
         保科 昌彦 著

20人以上の犠牲を出した土砂崩れから半年。4日間も飲まず食わずで生き埋めにされながら、一命を取り留めた「奇跡の生還者」が、ひとり、またひとりと不審な死を遂げていく。これは呪い?それとも…。暗闇の手が背中をなでる極上のサイコ・サスペンス。(Yahoo!抜粋)

設定は良かったんですけどねー。ちょっとクドい。そしてなによりは、「えっ、これが殺人の動機なの?」ってビックリしちゃった事です。それは弱いでしょ。 (3.5点/5)


5. ソウルケイジ
         誉田 哲也 著

多摩川土手に乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見された!姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって…。進境著しい俊英・誉田哲也が渾身の力をこめて描く、丹念に積み上げられた捜査小説にして、胸をうつ犯罪小説の白眉。(Yahoo!抜粋)

いいですねー。相変わらずのキャラ立ち。そして展開。ラストはちょっと読めてしまったけど、その結末がベストでしょう。誉田哲也、最近の僕の一押しです。 (4.1点/5)


6. LOVE LOGIC ~密と罰~
         清涼院 流水 著

300万人もの登録データから理想の恋人を見つけられる会員制クラブ、"Secret Lovers"。その特別イベントとして、高原リゾートのロッジに無料招待された面識のない10人の男女。10代から50代まで各世代に1人ずつ集められた招待客の中に、自分と相思相愛の理想の相手がいるというのだが…それが誰なのかは、誰にも知らされていない。今宵、恋愛の推理を楽しむはずの一夜の甘い"Secret Love Party"が、一転して、史上最悪のデスゲームへと変貌する―。はたして、何人がブジにロッジから脱出できるのか?登場人物の運命は、読者が決める。清涼院流水・デビュー10周年記念作品。史上最悪デスゲーム。(Yahoo!抜粋)

何気に、清涼院さん初なのです。なぜか敬遠してました。なのに、、、(涙)、なんでこの作品を選んでしまったんでしょうか?最新刊だから。そうです。知りませんでした、ゲームブックだったなんて。しかもその内容がヒドすぎです!今日日、中高生でも怒りますよ。苦労して(途中からは投げやりでしたが)、読んだのに結末もコレかよっ!!!って感じですかね。 (2.5点/5)

お疲れさまでした~。
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by inac515 | 2007-06-23 23:38 | 読書