カテゴリ:読書( 41 )
4月に読んだ小説一覧
気持ちの良い季節になってきました。


1. 最愛
       真保 裕一 著

小児科医の押村悟郎の携帯電話が鳴った。警視庁の刑事からだった。18年間会っていない姉が、意識不明で救急病院に搬送されたという。重傷の火傷、頭部にうけた銃創。しかもそれは、伊吹という男と婚姻届を出した翌日の出来事だった。姉のアパートで見つけた不審な預金通帳、姿を現さない新婚の夫。噛み合わない事実、逃げる男と追う男。「姉さん、あなたはいったい何をしていたんだ…」愛のかたちがここにある―。慟哭の長編恋愛小説。(Yahoo!抜粋)

僕が好きな作家さんの一人です。今回は氏の作風とはチョット違った感じですが、僕は余り好きではありませんでした。ただ小説としては良くできていると思います。やはり、この作者には綿密な取材をもとにした過去の作風を期待します。ただし、今売れるのはこんな風な作品なんだろうなあ。 (3.8点/5)


2. アクセス
       誉田 哲也 著

親友の死から立ち直るまもなく、可奈子の携帯が着信した。電源を切っても聞こえる押し殺した笑い声―「おまえが殺した」。毎日はフツーだった。そう、「2mb.net」を知るまでは。誰かを勧誘すればネットも携帯も無料というプロバイダに登録した高校生たちを、奇怪な事件が次々襲う。自殺、失踪、連続殺人…。仮想現実に巣くう「極限の悪意」相手の、壮絶なサバイバルが始まった。(Yahoo!抜粋)

文庫版になっていたので買いました。著者の初期の作品です。ホラー系が好きな僕にとっては意外とツボにハマりました。話の内容はありがちなんですが、そこから先のひとひねりが良かったですね。 (4.1点/5)


3. タオムカプセル
       折原 一 著

「告!栗橋北中学校・三年A組卒業生の選ばれ死君たち」と記された奇妙な手紙が、十年前、タイムカプセルを埋めたメンバーのもとに、つぎつぎ届く。消し去りたいあの日の記憶。不安にとらわれる六人の男女。タイムカプセルを開ける日まであとわずか…。巧みなストーリーテリングと皮膚感覚の恐怖で魅了する異色の物語。(Yahoo!抜粋)

これも僕の好きな作家さんですが、最近は好きだったになりつつあります(笑)。設定はいいんですけどねー。まあ、一部子供向けという企画ですが、内容は中途半端です。この設定なら、もっとスゴく残酷にすれば、ひょっとしたら違った展開になったかもしれません。 (3.6点/5)


4. 交渉人
       五十嵐 貴久 著

三人組のコンビニ強盗が、総合病院に立て籠った。院内の人質は五十人。犯人と対峙するのは「交渉人」石田警視正。石田はテレビやプロ野球の話題を織り交ぜ、犯人を思い通りに誘導、懐柔していく。しかし、解決間近と思われた時、事件は思いもよらない方向へ転がる。真の目的は何なのか?手に汗握る驚愕の展開と感動のラスト。傑作サスペンス。(Yahoo!抜粋)

これも文庫化にともない購入。この作家さんは逆に最近のお気に入りです。デビュー作の「リカ」は、『なにこれ?マンガの座敷女のパクリじゃん!』っていう感じで、すごく評価低かったんですが、その後の作品はまさに目を引くものがあります。(確かに「リカ」も作風は好みでしたが、、、) しかし、この作者は出した小説のジャンルがほとんど違います。なんて引き出しが多いんだろう!今後にもこうご期待です! (4.2点/5)


5. ブレイクスルー・トライアル
        伊園 旬 著

生体認証システム、新型警備ロボット……技術の粋をつくした難攻不落の技術研究所を突破(ブレイクスルー)し、1億円を手に入れろ!(Yahoo!抜粋)

コレはなんかの賞取ったデビュー作ですよねえ。うーん。好き嫌いが分かれる作品だと思います。僕は嫌いかな。なんか現実感なさすぎ。別にフィクションだからそれでいいんだけども。作者がそう思ってないんじゃないかなあ。よくわからんけど。 (3.3点/5)
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by inac515 | 2007-05-15 09:07 | 読書
3月に読んだ小説一覧
最近、昔読んだ本を忘れて
また買ったり、借りたりしてしまう自分が情けない、、、、。


1. ダナエ
      藤原 伊織 著

今回収録されるのは中篇3篇。表題作「ダナエ」は美術界を舞台にした物語です。画家の宇佐美は個展に義父をモデルにした肖像画を出品しますが、会場で何者かに硫酸をかけられ、ナイフで切り裂かれてしまいます。その事実を知った宇佐美がとった意外な行動とは? ギリシャ神話「ダナエ」とレンブラントの絵「ダナエ」に着想を得たこの作品は、事件の謎解きが進むうちに、男女関係の美しさとやるせなさを感じさせ、不思議な魅力を醸し出します。他の2篇、「まぼろしの虹」と「水母(くらげ)」も読み応え充分。(Yahoo!抜粋)

サラッと読めますが、インパクトはありませんでした。ちょっと文学的な作品です。 (3.4点/5)


2. 重力ピエロ
      伊坂 幸太郎 著

ルールは越えられる。世界だって変えられる。読書界を圧倒した記念碑的名作。文庫化にあたり改稿。 兄は泉水、二つ下の弟は春、優しい父、美しい母。家族には、過去に辛い出来事があった。その記憶を抱えて兄弟が大人になった頃、事件は始まる。連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは――。溢れくる未知の感動、小説の奇跡が今ここに。(Yahoo!抜粋)

なかなかイイ感じです。伊坂ワールド。でも、あと一歩なにか心に響くモノがあれば高得点になったような気がします。 (4.0点/5)


3. 株価暴落
      池井戸 潤 著

巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落、一風堂の巨額支援要請をめぐって、白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で犯人と目された男の父は、一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。傑作金融エンタテイメント。(Yahoo!抜粋)

おもしろかったです。この作者の真骨頂である企業小説です。銀行も大変です。 (3.9点/5)


4. 赤い羊は肉を喰う
      五條 瑛 著

昔ながらの雰囲気が残る下町・八丁堀にある弱小リサーチ会社に勤務する内田偲は、単調だが平穏な日々を愛し楽しんでいた。しかし八丁堀にはなぜか少しずつ不穏な空気が流れ始め、犯罪が不自然なほど急増していく。ほんの好奇心から原因を探る偲。そしてついに知り合いの女子大生が失踪し死体で発見されてしまう…。ナチス・ドイツに連なる大衆心理操作の恐怖、そして人間の"愚かしさと愛しさ"を精緻な筆致で描く鮮烈エンターテインメント。(Yahoo!抜粋)

これもイイですねー。スゴく先が気になって、どんどん読み進む。これでラストにもっとインパクトがあったら、ベスト3候補だったのにー。途中期待しただけに残念。それでも読み応えはありますが。 (4.0点/5)


5. 片眼の猿
      道尾 秀介 著

俺は私立探偵。ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。今はある産業スパイについての仕事をしている。地味だが報酬が破格なのだ。楽勝な仕事だったはずが―。気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。(Yahoo!抜粋)

こりゃ、ビミョー。さすがデビュー以来、佳作を連発している作者ではある。が、嫌悪感を抱く読者もいるのではないか?僕的にはこういう話はありだが、ある意味中途半端。これをミステリーと言っていいのかは疑問が残る。 (3.7点/5)


6. 魔性
      渡辺 容子 著

鈴木珠世二十九歳、独身、元OL。引きこもりの彼女は、仲間と贔屓のプロサッカーチームを応援するときだけ、生きている実感を味わえるのだ。ところが、試合当日、仲間のひとり、高校生のありさが何者かに殺された。殺人者は仲間の中に!?犯人捜しに乗りだした珠世を待ち受ける運命は…。実力派が五年ぶりに世に問う問題作!人間関係の裏に隠された現代社会の病巣。(Yahoo!抜粋)

読みやすい。話自体はなんて事ないんだけど、人間描写がイイです。ドラマとかにしてほしいな。ちなみに初めての作家さんです。 (4.0点/5)
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by inac515 | 2007-04-14 17:30 | 読書
2月に読んだ小説一覧
おそおそでした、、、。


1. Kの日々
       大沢 在昌 著

三年前の事件―やくざの組長誘拐。犯人グループは四人。当時の組員二人と、絵図を描いた謎の「メール男」、そして、東京湾に浮かんだ中国人マフィアで、「K」の恋人の李。身代金は消えた。元組員二人の依頼で「K」の身辺を探る裏の探偵・木。身代金の行方は?「K」の真意は?事件の真相は?パズルのピースがすべて揃ったとき、驚愕の結末が待ち受けていた。(Yahoo!抜粋)

なかなかおもしろかったです。いつもの大沢さんに比べれば、多少軽い感じがしますが、それがが逆に読みやすさにもなっています。もう少しスピード感があるとよかったんですが、ちょっと中だるみしました。 (3.9点/5)


2. パパとムスメの7日間
       五十嵐 貴久 著

イマドキの女子高生・小梅16歳と、冴えないサラリーマンのパパ47歳。ある日突然、「大キライなパパ」と「最愛の娘」の人格が入れ替わってしまったら?ドキドキの青春あり、ハラハラのサラリーマン人生あり。ハートウォーミングな家族愛を描いた笑いと涙のノンストップ・エンターテインメント長編。 (Yahoo!抜粋)

いやー、もー、ありがちのガチガチ(笑)。もー、展開とかわかるんだけどオモシロイ。一気に読み切らせます。この作家さんはちょっと化けましたね。とにかく好きです、こういうの。 (4.2点/5)


3. でかい月だな
       水森 サトリ 著

ある満月の夜、友人に突然崖から蹴り落とされた中学生の「ぼく」。一命はとりとめるが、大好きなバスケットボールができない身体になってしまう。加害者の友人は姿を消し、入れ替わるように「ぼく」の前にあらわれたのは、インチキ錬金術師、邪眼を持つオカルト少女、そして「やつら」。そのうちに、世界は奇妙な「やさしさ」につつまれてゆき、やがて、地球のみんながひとつに溶け合おうとする夜がくる…。第19回小説すばる新人賞受賞作。(Yahoo!抜粋)

不思議な雰囲気にさせてくれる作品です。いわゆる若い感性というやつでしょうか?嫌いじゃないですね。ストーリーは平坦ですが、筆力はあり、読ませます。キャラがいいですね。僕的にはキャラのよい作品は大好きです。オチはむずかしい処ですね。 (4.1点/5)


4. すじぼり
       福澤 徹三 著

将来が見えないことに苛立ちを感じていた亮。ひょんなことから末端組織のやくざと知り合い、任侠の世界に生きる男たちに少しずつ心ひかれていくが―。真っ直ぐな青年の目を通して、ひとつの時代の終焉を哀切とともに綴るピカレスクロマン。父親との不和と和解、さらには切ない恋まできりりと描いて、胸に残る。北九州の熱い夜を疾走する青春小説。(Yahoo!抜粋)

チョーおもしろい!まあ、実際はないだろう話だろうが、これぞフィクションだ!という作品。花村萬月の「二進法の犬」(私の採点は4.7)を彷彿させる感じです。やっぱり好きなんだよねー青春小説って。お薦めです、とっても。 (4.4点/5)


5. 密室殺人ゲーム王手飛車取り
       歌野 晶午 著

"頭狂人""044APD""aXe""ザンギャ君""伴道全教授"。奇妙なニックネームをもつ5人がインターネット上で殺人推理ゲームの出題をしあっている。密室、アリバイ崩し、ダイイングメッセージ、犯人当てなどなど。ただし、ここで語られる殺人はすべて、現実に発生していた。出題者の手で実行ずみなのである…。茫然自失のラストまでページをめくる手がとまらない、歌野本格の粋。(Yahoo!抜粋)

んーーー、ダメ。ちょっと受け付けませんでした。話はおもしろいんだけどね。キャラが好きになれませんでした。オチはよかったよ、なかなか。歌野さんはスゴく当たりハズレがありますねー、僕的には。 (3.5点/5)


と、言うわけでトップ3候補が出た今月でした。
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by inac515 | 2007-03-24 17:06 | 読書
1月に読んだ小説一覧
2007年読書のスタートですが
いきなり高評価の続出です!


1. かび
      山本 甲士 著

主婦・友希江(大阪府八阪市在住・35歳)、病床の夫の左遷を謀る企業への復讐!もう我慢はしない。夫にも、会社にも、法にも頼らない。今までの鬱憤をひとつ残らず晴らしてやる!!負けるものか、負けてたまるか。これくらいのことで、誰が―。主婦たったひとりで大企業と全面戦争突入。(Yahoo!抜粋)

こういう感じは大好きです。この作者の作風ですね。日常の狂気が鮮明に描かれています。
2時間ドラマとかにもできそうですね。 (4.2点/5)


2. 最後の一球
      島田 荘司 著

「二番手の男」が投じた友情と惜別の一球が御手洗も諦めかけた「事件」を打ち砕く!「奇跡が起こったよ石岡君」心躍る感動の青春ミステリー。御手洗潔シリーズ長編。(Yahoo!抜粋)

最近の島田先生はホント、連発ですねえ。相変わらずの「ありえるのか、ありえないのか」のトリックですが、ストーリーは単純ながらも、時代ともマッチしておもしろかったです。 (4.1点/5)


3. 犬坊里美の冒険
      島田 荘司 著

雪舟祭のさなか、衆人環視の総社神道宮の境内に、忽然と現れて消えた一体の腐乱死体!残された髪の毛から死体の身元が特定され、容疑者として、ひとりのホームレスが逮捕・起訴された―。しかし、死体は、どこに消えたのか?そして、被告人の頑なな態度は、なぜなのか?司法修習生として、倉敷の弁護士事務所で研修を始めた犬坊里美は、志願して、その事件を担当した!里美の恋と涙を描く青春小説として、津山、倉敷、総社を舞台にした旅情ミステリーとして、そして仰天のトリックが炸裂する島田「本格」の神髄として、おもしろさ満載の司法ミステリー、ここに登場。(Yahoo!抜粋)

連続島田先生です(笑)。このシリーズはイイ感じですねー。これからも期待できます。トリックもまたスゴいよ、ある意味。今回は内容もさることながら、人物描写がよかったです。 (4.1点/5)


4. 狼花 新宿鮫Ⅸ
      大沢 在昌 著

地獄を覗かされ、日本を捨てた国際犯罪者・仙田。外国人犯罪を撲滅するため、限界を超えようとするエリート警官・香田。どん底からすべてを手に入れようとする不法滞在の中国人女性・明蘭。自ら退路を断ち突き進む男女の思惑と野望が一気に発火点に到達した時、孤高の刑事・鮫島が選ばざるを得ない「究極の決断」とは?理想と現実、信念と絶望、個人と社会、正義の意味、そしてこの国のありようが、骨太かつスピーディな物語に溶解していく。ターニングポイントとなるシリーズ最大の問題傑作、光文社初のハードカバーで登場。(Yahoo!抜粋)

大好きな新宿鮫シリーズです。相変わらずの筆力で読者をぐいぐい引き込んでいきます。しかし、さすがに9作目ともなると、ややマンネリ感が、、、、。登場人物がいつものメンバーではチョット新鮮さに欠けます。 (4.0点/5)


5. 月光
      誉田 哲也 著

お姉ちゃんは殺された、同級生の男子に。偶然のバイク事故に見せかけて、殺されたんだ。美しくて、優しくて、心の真っ白な人だった。お姉ちゃんの死の真相は、あたしがはっきりさせる―。あとを追うように、姉と同じ都立高校を選んだ結花。だがそこには、覗いてはならない姉のおぞましい秘密が―。(Yahoo!抜粋)

切なく、重い。しかし、コレが誉田哲也の作風。ある意味、時代にマッチしているのか。やや強引な結末への持っていき方が残念だが、おもしろい作品だ。この作者は近いうちにブレイクしそうな気がする。 (4.1点/5)
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by inac515 | 2007-02-11 10:42 | 読書
12月に読んだ小説一覧 下
一月も終わろうとしているのに、、、、。

1. 溺れる人魚
       島田 荘司 著

泳ぐことさえできなくなった元天才水泳選手が自殺し、その「原因」を作った医師が殺害された。しかし不可解なことに、離れた場所であったにもかかわらず、同じ時間に同じ拳銃が使われたというのだ…。書き下ろしミステリー。 

表題作を含む中編3作品。ちょっと弱いナー。話の作りは興味を引くんだけど、、、。
なんかオチというかトリックというか、なんとも。うーーん。 (3.1点/5)

2. わらの人
       山本 甲士 著

初めて入った理容店。女主人のおしゃべりにウトウトしているうちに、髪形はすごいことに!そのせいで、いつしか性格まで変わっていき、とんでもない出来事が…。髪形の変化が巻き起こす、愉快、痛快、爽快な「事件」を描く連作短編集。(Yahoo!抜粋)

いいなあ。いい短編集です。基本設定がどれも同じなのも安心できる。
軽い小説ですが、中身は濃いのです。 (4.1点/5)

3. 四度目の氷河期
       荻原 浩 著

人生を語るには、早すぎるなんて言わせない。ぼくは今日から、トクベツな子どもになることにした―何をやっても、みんなと同じに出来ないワタルは、ある日死んだ父親に関する重大な秘密を発見する。その瞬間から、少年の孤独なサバイバルゲームは始まった。「自分」を生きるため、本当に大切なことって何?『明日の記憶』の著者が描く、今ここにいることの奇跡。感動青春大作。17歳の哀しみと温もりが、いま鮮やかに甦る。(Yahoo!抜粋)

いかにも荻原さんが書きそうですねー。読む前は正直あまり期待してなかったんですが。
ハマりました。好きなんですよ、青春小説って。直木賞は残念でしたが。(4.2点/5)
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by inac515 | 2007-01-31 22:15 | 読書
2006年度ベストテン発表!!!
今年も様々な本を読みました。

とりあえず、最新作が何冊か入っていませんが、
それは来年度ということでご勘弁を。

(宮部さん、大沢さん、他高得点になるであろう作品が読めませんでした、、、、。)


第1位   砂漠      
        伊坂 幸太郎

第2位   たびを
        花村 萬月

第3位   空飛ぶタイヤ 
        池井戸 潤

第4位   無痛
        久坂部 羊

第5位   ストロベリーナイト
        誉田 哲也

第6位   摩天楼の怪人
        島田 荘司

第7位   押入れのちよ
        荻原 浩

第8位   いつもの朝に
        今邑 彩

第9位   あなた
        乃南 アサ

第10位  殺人の門
        東野 圭吾

次点    邪魅の雫
        京極 夏彦


ワーストワン  紗央里ちゃんの家
            矢部 嵩




さてさて、巷のものとはひと味違っております、、、。

まあ、新旧織り交ぜてと、個人的な趣味ということでお許しを、、、、。
      
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by inac515 | 2006-12-09 13:02 | 読書
12月に読んだ小説一覧 上
さてさて、ここまでが今年のトップテン候補作となります!


1. 紗央里ちゃんの家
        矢部 嵩 著

叔母からの突然の電話で、祖母が風邪をこじらせて死んだと知らされた。小学五年生の僕と父親を家に招き入れた叔母の腕もエプロンも真っ赤に染まり、変な臭いが充満していて、叔母夫婦に対する疑念は高まるけれど、急にいなくなったという従姉の紗央里ちゃんのことも、何を訊いてもはぐらかされるばかり。洗面所の床から、ひからびた指の欠片を見つけた僕は、こっそり捜索をはじめるが…。第13回日本ホラー小説大賞長編賞受賞作。(Yahoo!抜粋)

駄目です。拒絶反応が、、、(笑)。今年は大賞作該当なしだそうですが、わかります。これは長編賞ですが、短編を無理に長くした感じ。テーマはなんだったんでしょう?狂気?怖くないですけど。これで賞なら、来年応募しますか(笑)。 (2.7点/5)

2. 邪魅の雫
        京極 夏彦 著

「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「―自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!「邪なことをすると―死ぬよ」。(Yahoo!抜粋)

あー、毎度疲れる(笑)。でもやっぱり好きなんだよなー。今回はちょっと頭こんがらがりますが。2度読みしたら点数上がるかもしれませんが、さすがに今はその気力がありません。今回の主役エノさんは、おいしいところだけもっていきます。 (4.0点/5)
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by inac515 | 2006-12-09 10:55 | 読書
11月に読んだ小説一覧
さあ、最後の追い上げ近し。


1. 毒
       深谷 忠記 著

少年は母を救うために父親殺しを計画した―。深谷マジック、冴える!史上最強の毒は何か?著者会心の書下し本格推理。(Yahoo!抜粋)

なかなかの本格推理ですが、結末が分かりそうなのが欠点ですかね。キャラはいいんですけど。 (3.3点/5)

2. 彼女がその名を知らない鳥たち
        沼田 まほかる 著

十和子は淋しさから、飲み会で出会ったうだつの上がらない中年男・陣治と関係を持ち、なんとなく一緒に暮らすようになる。ある日、陣治の部屋で、昔の男から贈られたピアスを発見する。何故ここに…。十和子が選んだ驚くべき行動とは!壊れかけた女、人生をあきらめた男。ダメな大人が繰りひろげる100%ピュアな純愛サスペンス。(Yahoo!抜粋)

いやー、暗いねえ。この作者はこんな暗いサスペンス書かせたら天下一品だね。第二の桐野夏生路線ですね。でも、これも結末がなんとなく分かっちゃうのが欠点だな。 (3.8点/5)

3. 闇の底
        薬丸 岳 著

少女を犠牲者とした痛ましい性犯罪事件が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が首なし死体となって発見される。身勝手な欲望が産む犯行を殺人で抑止しようとする予告殺人。狂気の劇場型犯罪が日本中を巻き込んだ―。絶対に捕まらない―。運命が導いた、哀しすぎる「完全犯罪」。『天使のナイフ』の薬丸岳が描く、欲望の闇の果て。江戸川乱歩賞受賞第一作。(Yahoo!抜粋)

うん、イイ感じですね。でも題材はチョットねー。まあ、タイムリーっちゃあタイムリーですけど、、、。乱歩賞受賞第一作としては合格点でしょう。 (3.8点/5)

4. シャドウ
        道尾 秀介 著

人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?話題作『向日葵の咲かない夏』の俊英が新たに放つ巧緻な傑作。(Yahoo!抜粋)

いいねえ。この人はブレイクしそうですね。京極もどきの作品より『向日葵~』路線のこの作品系列がずっとイイ。物語の二転、三転も効いています。 (3.9点/5)
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by inac515 | 2006-12-09 10:32 | 読書
10月に読んだ小説一覧 下
もう12月だ、、、。

前回の続きです。

1. UFO大通り
       島田 荘司 著

「石岡君、象みたいにもたもたするんじゃない、こうしている間にも、人の命が失われるかもしれないんだ」。御手洗潔、疾走る!中編2作収録のシリーズ最新作。(Yahoo!抜粋)

最近、出版ブームの島田大先生です(笑)。両作とも標準点です。しかし、UFOの話は、丁度テレビのニュースで、そのままの出来事があったので、ネタがばれました。 (3.6点/5)

2. いつもの朝に
       今邑 彩 著

父を事故で失った日向家。画家の母と優秀な兄、そして落ちこぼれの弟・優太。二人はあるきっかけで恐るべき出生の秘密を知る…新感覚ホラーミステリー。(Yahoo!抜粋)

イイ感じですねー。こういうホラーミステリー好きです。キャラも立ってます。まあ、そんな感じでいくんだろうと解りながらも読み進めます。 (4.2点/5)

3. 空飛ぶタイヤ
       池井戸 潤 著

トレーラーの走行中に外れたタイヤは凶器と化し、通りがかりの母子を襲った。タイヤが飛んだ原因は「整備不良」なのか、それとも…。自動車会社、銀行、警察、週刊誌記者、被害者の家族…事故に関わった人それぞれの思惑と苦悩。そして「容疑者」と目された運送会社の社長が、家族・仲間とともにたったひとつの事故の真相に迫る、果てなき試練と格闘の数か月。(Yahoo!抜粋)

実際にありましたね、○○自動車で。リアルです。でも、おもしろい。こういう勧善懲悪小説は好きです。作者も銀行モノ以外の新境地開花ですかね。 (4.3点/5)

4. ブルー・ローズ 上・下
       馳 星周 著

優雅なセレブたちの秘密に踏み込んだ元刑事。身も心も苛む、背徳の官能と、腐敗した正義。青い薔薇―それは、ありえない現実。秘密SMクラブ、公安警察の暗闘、葬り去られる殺人。理不尽な現実に、男の憎悪と復讐が暴走する。すべての代償は死で贖え。激走する馳ワールド衝撃のクライマックス。(Yahoo!抜粋)

むむむむ。まず、上巻と下巻で雰囲気がまるで違う。下巻はまさに馳ノワールワールド。でも、それにチョット食傷気味の私としては、上巻がスゴく新鮮に感じた。評価は分かれるところだが、僕的には上巻の雰囲気のままで読んでみたかった。 (3.6点/5)
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by inac515 | 2006-12-05 23:00 | 読書
10月に読んだ小説一覧 上
先月は勝手に読書月間ということで、8冊読みました。

ので、上・下に分けます。


1. 乱鴉の島
      有栖川 有栖 著

絶海の孤島。瀟洒な洋館。癖のある人々。乱舞する鴉。奇怪な殺人事件。エレガントな論理。これぞ本格!火村シリーズ四年ぶり長編にして、初の孤島物。(Yahoo!抜粋)

孤島での本格推理もどき。なかなか珍しいテーマで書かれています。ホリエモンもどきが出てきますね(笑)。 (3,5点/5)

2. ぼくだけの☆アイドル
      新堂 冬樹 著

みーちゅんは、ぼくのもの。でも、それは二人だけの秘密なんだ―。度胸も行動力もないけれど、わりとまじめで一生懸命、かなり夢見がちな27歳・あきおくんに訪れる、絶好のチャンスと最悪のピンチ。めざせ、第2の『電車男』!絶対に無理だとわかっていても、アイドルに真剣に想いをよせたって、いいじゃない。ファンタジック・ニート青春小説。(Yahoo!抜粋)

イタイ。実にイタい小説だ。新堂冬樹さん、片手間に書いたでしょ?でも、あっという間に読めますよ、ノンストップで(笑)。 (3.0点/5)

3. 愛ならどうだ!
      新野 剛志 著

「なあ、仕事をやってみないか?報酬は1000万」人生どん詰まりの男が挑む一世一代の大勝負。最後に手に入れるのは、金か名誉か、それとも…。乱歩賞作家が描くクライム・アクション。(Yahoo!抜粋)

うん、おもしろかったです。乱歩賞受賞作より、こっちの方が好きだな。 (3.9点/5)

4. パイロット・イン・コマンド
      内田 幹樹 著

ロンドン、ヒースロー国際空港を夕刻に飛び立ったNIA二〇二便は、百三十七名の乗客を乗せて東京へ向かった。シベリアを越え、日本海上空に入り、成田到着まで一時間あまり。あとは安全に着陸するばかりだったのだが―。異変はそこで始まった。大音響とともに第二エンジンが火を噴いて爆発した。機体に穴があき、乗客ははじき飛ばされ、機体は急降下、さらに機長は倒れ操縦不能に―。この絶体絶命の事態に、いかにして着陸するのか。ベストセラー『機長からアナウンス』『査察機長』の著者による究極の着陸劇。サントリー・ミステリー大賞優秀作品賞受賞。(Yahoo!抜粋)

これがデビュー作ですかね?さすがパイロットさんです。なかなかの緊迫感です。でも、惜しい。何かが足りない気がします。何なのかはわからないんですが(無責任ですが)。それがピタッと埋まったら、満点近いかも。 (3.5点/5)


以下 下 につづく。
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by inac515 | 2006-11-23 16:52 | 読書