カテゴリ:読書( 41 )
11月に読んだ小説一覧
今年も残りわずか。
世間ではミステリのベストテンもそろそろですね。

1. 天使のナイフ
      薬丸 岳 著

話題の作品です。題材が最近小説にはよくある少年犯罪問題。主人公が、若干現実的ではないのですが、新人離れした筆力で、物語に引き込みます。最後の二転三転も合格。(4.0点/5)

2. 摘出 つくられた癌
      霧村 悠康 著

病院モノです。んー、ちょっと長くてクドい。設定はおもしろく、読んでみたいと思わせます。しかし、やはりこのジャンルはどうしても「白い巨塔」という名作があるので、その比較になってしまい、結果それをなぞらえた作品になってしまうのはしょうがないんですね。(3.2点/5)

3. 容疑者Xの献身
      東野 啓吾 著

さすがの作家さんです。途中トリックがわかりかけましたが、なんとか踏ん張りました。犯人を追いつめるのが刑事ではないのもイイ(探偵でもない。)。ある意味ピュアな小説なんでしょうね。僕には出来ませんが。(4.2点/5)

4. さくら
      西 加奈子 著

さらっと書いてありますが、もの悲しい物語です。人気ある作品なんですよね~これ。でも個人的には、だめだな。なんか気が滅入る。(3.0点/5)

5. あの日にドライブ
      荻原 浩 著

僕の好きな作家さんです。相変わらずの読みやすい小説。でも今回はチョット辛口に。なんかダラダラ感がありました。話の起伏があまり無かったかなあ。人生訓めいた内容もちょっと、、、。もうひとひねりがあれば。(3.3点/5)

6. 女王様と私
      歌野 晶午 著

おもしろかった。でも賛否両論だろーなー。時期的にもまさしく今は嫌悪感をもたれてしまうかもしれない内容だ(引きこもりの中年がかかわる小学生連続殺人)。まあ幻想作品としてみてお許しを。(4.3点/5)

来月はついに年間ベストテンの発表~となるか?
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by inac515 | 2005-12-04 17:23 | 読書
10月に読んだ小説一覧
最近ペースが落ち着いてきました。
意外に?おもしろかった作品も。

1. 月 読
      太田 忠司 著

月読、それは死者の最期の言葉を聴きとる異能の主。故郷を捨て、月読として生きることを選んだ青年、朔夜一心と、連続婦女暴行魔に従妹を殺され、単身復讐を誓う刑事、河井。ふたりが出会ったとき、運命の歯車は音を立ててまわりはじめる。(Yahoo!抜粋)

SFチックな推理小説です。本来あり得ない設定があると興ざめしてしまうのですが、この作品はうまくできてますね。違和感はない。この作家は大昔に何冊か読んだ記憶があります。この作品も長編としては何年ぶりというものです。この路線でいくと結構いいかも。(3.8点/5)

2. 水晶島奇譚
      秋月 達郎 著

陸繋島の砂洲に擱座した幽霊船で、十六年前、高校の卒業を祝う宴が開かれ、八人が虐殺された。また八年前、島中を荒らしまわっていた十六人の暴走族が、ひとり残らず惨殺された。そしてこの夏、幽霊船の犠牲者の級友たちが初めての同窓会を催したとき、ふたたび死神が目覚め、殺戮の鎌を振りあげた。ひとり、またひとりと、同級生を血の海に沈めていくのは、祟りか、呪いか、はたまた殺人鬼の魔手か。 (Yahoo!抜粋)

これはおもしろい!掘り出し物でした。作者の作品ははじめて。なにげなく手に取った分厚い本にピンと来て読み出したら止まらない。「続きがきになる」これが私が評価を決める半分は占める要素です。この作品もSF要素がありますが、これはあってしかるべきです。長さをまるで感じさせない「官能?ホラーミステリー小説」です。(4.4点/5)

3. 永遠の旅行者 (上)(下)
      橘 玲 著

元弁護士のもとに、突然舞い込んだ依頼は「20億円の資産を息子にではなく孫娘に相続させたい。1円の相続税も払わずに」というものだった!実現可能なスキームを満載、驚愕の金融情報小説! (Yahoo!抜粋)

うーん、どうなんだろう?設定といい、場所といい「そういうこともあるんだろうなあ」とは思うんだけど自分とはかけ離れていて、感情移入ができなかったなあ。ミステリーなのかと言われれば違うような気もするし。好みの問題なのかな。と思ったら、この人「黄金の羽根の拾いかた」の人だったのですね。納得。(3.0点/5)
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by inac515 | 2005-11-06 08:57 | 読書
9月に読んだ小説一覧
だいぶ更新が遅れました(苦笑)。
9月は4冊です。

1. 死神の精度
       伊坂 幸太郎 著

ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に、ある時は本格推理風に……様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。(Yahoo!抜粋)
おもしろかったですねー。
伊坂サンは初めての作家さんでしたが、文章も読みやすい。
なにしろ人間味?のある死に神が最高です。(4.3点/5)

2. 夏の名残りの薔薇
       恩田 陸 著

山奥のクラシックなホテルで、毎秋開かれる豪華なパーティ。その年、不吉な前兆とともに、次々と変死事件が起こった。果たして犯人は…。巧妙な仕掛けで読者に挑戦する渾身の一作。(Yahoo!抜粋)
初恩田陸。すいません、ダメでした。受け付けませんでした。
途中何度もめげそうになりながら頑張ったんですが、最後の結末も消化不良です。
好きな人がいたらゴメンナサイ。当分読まないかと。本の選択を間違えたのかなあ。(2.9点/5)

3. 渋谷ではたらく社長の告白
       藤田 晋 著

インターネット広告代理店・サイバーエージェントの社長が自ら綴った半生記。起業までの道のりや、その後の苦悩を率直に振り返る。(Yahoo!抜粋)

ハヤリの本なので一応読んどきました。やはり小説と違い文章は稚拙でしたが、その生き様には感動しました。とても人間くさい人だと思います。しかし、奥菜恵との離婚後というシチュエーションで読んだため、幸せそうな結婚の描写を読むときは切なくなりました(笑)。(3.5点/5)

4. 弥勒の掌(て)
       我孫子 武丸 

著新本格ミステリの雄が、ついに帰ってきた!ある日突然、妻を殺され汚職の疑いまでかけられた刑事・蛯原。失踪した妻を捜して宗教団体に接触する高校教師・辻。錯綜する事件、やがて驚愕の真相が!?(Yahoo抜粋)

おもしろかったです。この人の作品はむかーしに読んだ記憶があると思ったら長編13年ぶり?とか。僕は基本的に新興宗教が嫌いなので、その手の言葉が入った小説は結構読んでしまいます。今回は教祖像がイマイチでしたが、満足しました。(3.9点/5)
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by inac515 | 2005-10-16 19:13 | 読書
8月に読んだ小説一覧
今月はイベント続きで、なかなか読めませんでした。

1 乱調
     藤田 宣永 著

2 公明党・創価学会の真実
     平野 貞夫 著

3 波に座る男たち
     梶尾 真治 著

4 モーダルな事象 ~桑潟幸一助教授のスタイリッシュな生活~
     奥泉 光 著

1は、人気ミュージシャンだった息子・鷹也が自宅で首をつった。パリで働く私は、日本出張に合わせて休暇を取り、その死の原因を探ることにした。かつて鷹也が住んでいたマンションには、深雪という名の女子高生が住んでいた。「今もタカは、私の心の中で生きている」と言う彼女は、熱烈なファンなのだろうか。調査を進めるうちに、私は次第に深雪にひかれていった。が、彼女は、息子の恋人だったのかもしれない。ある日、深雪にかけた携帯電話の後ろから聞こえた音。その音に、驚愕の事実が隠されていた!!恋愛小説作家・藤田宜永が、自らの原点であるミステリーと、恋愛小説を新たに融合させた問題作。(抜粋 Yahoo! JAPAN)

これはなかなかおもしろかったですね。
推理小説と言うよりも、やはり恋愛小説として読んだほうがいいかな。(3.5点/5)

2は、内側から見た45年の全裏面史!! 「自公連立」を作った暴力団「密会ビデオ」とは!? 衆議院事務局で33年間、参議院議員として12年間、私は永田町という特殊な場所で生きてきた。そのほとんどは、政治の裏方として、与野党の政治家から相談を受けることであった。その中で私は膨大なメモを残してきた。また、この目で見、この耳で聞いた政治の真実を日記に書いてきた。その大部分は「公明党・創価学会」との関係だ。―<「まえがき」より> (抜粋 Yahoo! JAPAN)

前回読んだ姉妹本です。
ただいま総選挙一色の日本ですが、公明党の変遷がよくわかります。
まちがいなく言えることは、自民党と連立して色気の出た公明党は、もはや初心を忘れたただの情けない政党に成り下がったという事実です。(3.2点/5)

3は、食い詰めたヤクザの一家がクジラ捕りに!『黄泉がえり』の梶尾真治の新境地。

これはもう、ハチャメチャエンターテイメント。なーんにも考えずにひたすら読めばおもしろいよ。少々考えさせられる所もあるしね。この手の本を若い人にサラッと読んで欲しいな。(3.6点/5)

4は、大阪のしがない短大で日本近代文学を講じる桑潟幸一助教授(通称・桑幸)のもとに、とある童話作家の遺稿がもちこまれた。桑幸がこれを発表するや意想外の反響を得るのだが、喜びも束の間、遺稿は盗まれ、編集者は首なし死体で発見されて…絢爛たる謎、探究の恍惚、日本近代文学の輝ける未来。(抜粋 Yahoo!JAPAN)

この作品は読者を選ぶな。おもしろい人にはおもしろい。つまらない人は絶対受け付けない。とにかくいろんな話が、リンク、リンク。僕はというと楽しめました、はい。本格ミステリーマスターズ作品は評価が難しいです。(3.7点/5)
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by inac515 | 2005-09-10 00:21 | 読書
7月に読んだ小説一覧
1. ルパンの消息
      横山 秀夫 著

2. 六月六日生まれの天使
      愛川 晶 著

3. 公明党・創価学会と日本
      平野 貞夫 著

4. シリウスの道
      藤原 伊織 著

5. うなぎ鬼
      高田 侑 著

うん、なかなかの一ヶ月でした。

1は横山秀夫の幻のデビュー作。ミステリー賞で大賞にはなれなかった作品が、著者が著名になり、今発表となりました。さすがに作品が若い感じがしますが、なかなか楽しめました。作中主人公が同年代ということもあり、なぜか懐かしい感情も。 (3.7点/5)

2は評価が難しいナー。一応騙されはしました。でも「あっ、騙されたんだ!」っていう一種の感動が無いんだよねー。うーん、悩むナー。おもしろくなかったかというと、そんな事はないし、、。コレばっかりは読み手の問題かも。でもベストの折原一に比べればちょっと劣るかな。 (3.3点/5)

3は新聞広告を見て何となく読んでしまいました。同時に2巻発売でしたが、もう一冊はこれから読みます。創価学会の人がいたらごめんなさい。やっぱりどう考えても公明党は政教分離にのっとっていません。まあ所詮公明党が政権を取ることはないですが、やっぱり気にくわない。選挙のたびに忘れかけていた知人から何故か電話が沢山かかってくるのはもう慣れましたが(笑)。
しかし「第三文明」などメディアへの浸食度は最近顕著ですね。 (3.5点/5)

4は「テロリストのパラソル」を彷彿させる良作です。実際あのホットドッグを食わせるバーも健在です。一言で言うなら「惜しい!」。終盤が焦りすぎです。もう百ページ増えてもいいから後半を肉厚にして欲しかった。前半とのバランスが悪いんですよ。なんか長編の連作漫画が、最後あっけなく最終話を迎えたのと同じ感じがするのです。これは著者の病気と何か関係があるのかと思ってもしまうのです。違うとは思いますが。 (3.7点/5)

5はドロドロ!個人的にはホラーや、ドロドロ系は苦手ではありません。おもしろく読めました。でも嫌いな人は徹底的に嫌いでしょうね。怖いもの見たさで読んでみて下さい。一応奨めます。まちがっても山田○○氏のような底の浅い恐怖とは違います。個人的には最後の最後はいらなかったかなと思います。 (3.5点/5)
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by inac515 | 2005-08-02 23:45 | 読書
6月に読んだ小説一覧
1. 冷たい校舎の時は止まる (上)(中)(下)
      辻村 深月 著

2. 子どもたちは夜と遊ぶ (上)(下)
      辻村 深月 著

3. 世間のウソ
      日垣 隆 著

4. ライヴ
      山田 悠介 著

今月は4作品7冊となりました。が、ハズレの月なりー。

1はメフィスト賞受賞作にてデビュー作です。
デビュー作にしてはよくできてます。だけど3分冊するほどながーく引っ張る作品でしょうか?
これ刊行されたときは、毎月1冊ずつの3ヶ月連続出版だったそうです。
話題性だけかな。
文化祭の日に誰かが自殺した。それは一体誰だったんだというのが、基本的な話の幹なのですが、ミステリーというかはファンタジースリラー? (3.0点/5点)

2は同じ作者の第二作。これまた相変わらず無駄に長い(笑)。
なんかねー、読み進める事はできるんだけどインパクトがないまま終わる。
決してつまらないわけではないのだが、、、。
前作が高校モノ、今作は大学モノ。じゃあ次回はフレッシュマンモノかな。
基本的に女性の書く学園モノは、どーも肌に合わない事がわかったのだ。(3.1点/5点)

3は小説ではありません。新書のドキュメントです。
これはサラッと読めて、結構おもしろかったです。
ただ、どれも嘘くさい事だ、ってわかってることが多かったのが残念。
えっ、こんなウソが!って驚くものがもっと欲しかったな。
「宝くじのウソ」、「自殺報道のウソ」、「男女のウソ」、「人身売買のウソ」、「児童虐待のウソ」、「部活のウソ」、「料金設定のウソ」、「オリンピックのウソ」、「大国のウソ」、「他国支配のウソ」などです。 (3.5点/5点)

4は初めて読んだ作家です。
前から気になってました。「リアル鬼ごっこ」とか、「○○コース」とか。
一言で言いましょう!「装丁で本を買うのはやめましょう!」
すいません、おもしろそうに見えたんです。どれも。
作品の説明もめんどくさいんですが、なんかウイルスの特効薬目指してトライアスロンやる話です。
設定からしてお粗末です。また、展開もつまらん。だって途中のトラップがあまりにヒドいんだもん。文章構成もペケ。結末も当然ドッちらけ。
これ読んでおもしろいと思うのって、普段本読んでない、話のわからん中高生ぐらいではないのか、、、。
この作家、なぜ売れて映画にまでなるのか?謎だ。(1.2点/5点)
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by inac515 | 2005-07-09 18:20 | 読書
5月に読んだ小説一覧
1. ニッポン泥棒
      大沢在昌 著     (4月初頭読)

2. 告白
      町田康 著

3. ロシアン・ルーレット
      山田正紀 著

4. 時限絶命マンション
      矢野龍王 著

5. エスケープ
      窪依凛 著

6. 孤虫症
      真梨幸子 著

7. ミッキーマウスの憂鬱
      松岡圭祐 著

8. 君たちに明日はない
      垣根涼介 著

9. 黙の部屋
      折原一 著

今月はGWもあり、しかも軽い小説が多かったため沢山読めました。

1は前回漏れていたものです。大沢小説の王道にIT関連を絡めた作品。結構長いです。途中はおもしろいんだけど、最後のインパクトがチョット、、。また、実際あり得そうもないチープなソフトの設定が×。 (5点/3.0)

2は河内十人切りを題材にした作品。おもしろかった。なんとも不思議な小説世界。これ読売新聞の連載小説だったんだけど、中途半端に終わったと思ったら、かなり続きがありました。 (5点/4.1)

3は新聞の広告につられて読んだんだけど、期待はずれ。おもしろくない。途中何度か挫けそうになった(そんなに長い本じゃないのだが)。この人ほんといっぱい本書いてるねえ。 (5点/2.6)

4は楽しく読めたけど、設定が凄すぎ。なんかありえないし、オレなら違う展開にしてたな。 (5点/3.0)

5はなんか趣味が合いませんでした。少女漫画の世界のよう。 (5点/2.9)

6は結末はたいしたことないし、動機も弱いんだけど、そこまでは読ませる。ホント身体からムシ出てくるんじゃないかって、ムズムズしたよ、マジで。 (5点/3.6)

7は最高!あっという間に読んだけど、もう一度読んだ。よく書いたナー、こんな本。基本的な流れはありきたりのものだし、最初主人公のあまりの脳天気さにあきれたが、それを補ってあまりあるお話でした。今週末ディズニーランド行くけど、行く前に読んでてよかった。ちょっと違った目で見てこれるし。 (5点/4.5)

8はリストラ請負会社の若者が主人公のお話。この作者の新しい作風だね。ちょっと今までの小説に色合いが似ているところがあるんだけど、ギリギリのところでとどめてる。ある意味短編集のようでもあり、サラッと読めました。 (5点/3.9)

9はどうよ?折原一ほぼ全部よんでるけど、作風だけだよ、これ。美術書として出したかったのかなあ?作者もそろそろネタ尽きたかな?あえて厳しく(期待を込めて)。 (5点/3.1)
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by inac515 | 2005-05-30 23:19 | 読書
4月に読んだ小説一覧
1. とげ
    山本 甲士 著

2. 破裂
    久坂部 羊 著

3. フライング・タワー
    亀石 征一郎 著

4. 九月が永遠に続けば
    沼田 まほかる 著

5. ユグノーの呪い
    新井 政彦 著

今月は結構読めました。
1の作家は初めて読みました。この手の作品が多いのでしょうか。ラクーな感じで最後まで楽しめました。いわゆるお役所騒動モノです。(3.8点/5)(これからの作品への期待もこめて)

2は読み応えのある医療サスペンス。白い巨塔を思い起こします。作者はお医者さん。細部までよく書き込んでます。お薦めですが、主題の病気とプロジェクトがちょっと突飛すぎるかな。(4.0点/5)

3は切られ役の俳優さんのデビュー本。おもしろくはあったけど、難問続出です。まず長すぎ。短編で4編くらいにしたほうが良かったかも。あと登場人物多すぎ。なんか役者さんの大部屋を紹介されてるよう。あとは印刷ミスかもだが、時系配列の矛盾。(2.6点/5)

4はホラーサスペンス大賞受賞作。なんかスゴく桐野夏生っぽい。しかも審査員にいるし、、。文章はうまいです。ただ読んでて感情移入出来ないんですよねえ、なんか。それにホラーではない。怖くないからだ。(3.2点/5)

5は日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作。って、これミステリー?SFファンタジーノベル賞の勘違いでは、、、。RPGやってるのかと思った。犯人も登場してすぐコイツじゃねーかってわかったし。(3.0点/5)
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by inac515 | 2005-04-30 09:49 | 読書
3月に読んだ小説一覧
1. 悪の華 
    新堂冬樹 著

2. 銀行仕置人
    池井戸潤 著

3. 果てしなき渇き
    深町秋生 著

4. 背の眼
    道尾秀介 著

1は相変わらずの(良い意味で)新堂ワールド。しかしこの人はよく人殺すねえ。今回は歌舞伎町が舞台ということで、チョット馳星周っぽいとこがあるかな。(3.8点/5)

2は逆に軽ーくさらっと読めました。が、ここにきてさすがに銀行勧善懲悪シリーズ?にもマンネリ化の兆しが、、、。(3.5点/5)

3は重い。しかも暗い。ナントカミステリーの大賞らしいけど、どうかなあ。好きな人は好きなんだろうけど、僕はイマイチでした。主人公の元刑事が壊れすぎです。(2.8点/5)

4はホラー小説。これも新人の大賞受賞作。内容的には結構おもしろかったんだけど、怖くないんだよねー、全然。しかもキャラクターが京極夏彦そっくり。これは審査員も賛否両論だったらしいけど。僕は京極シリーズはほとんど読んでるけど、比べるとどーしても薄っぺらく感じてしまう。それでもその薄っぺらさを量でカバーしようとするので、無駄に長いような気がします。次作が勝負所では。(3.4点/5)
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by inac515 | 2005-04-03 09:25 | 読書
2月に読んだ小説一覧
1.「日本人に贈る聖書ものがたり -族長たちの巻- 」
  中川 健一 著

2.「グロテスク」
  桐野 夏生 著

3.「クレージーヘヴン」
  垣根 涼介 著

4.「さまよう刃」
  東野 圭吾 著

2と4は人気作家の作品ですが、さすがに内容の濃い小説でした。ただ、どちらもラストが今ひとつに思ったのですが、、、。過程を読ませるんでしょうか。

3は新進作家の作品。おもしろいんですが、初期から読んでいると、なにか作風が一本調子の気が、、、。それが個性なんでしょうが。

1は今年のトップワン候補です。厚い本で、しかもまだ4分の1。しかし、あの難解な聖書をこれほどおもしろく、平易に小説に出来たことに感嘆します。はっきりいって聖書の世界が拓けました。ただいま第二巻が発売中です。
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by inac515 | 2005-03-12 23:01 | 読書