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6月に読んだ小説一覧
1. 冷たい校舎の時は止まる (上)(中)(下)
辻村 深月 著 2. 子どもたちは夜と遊ぶ (上)(下) 辻村 深月 著 3. 世間のウソ 日垣 隆 著 4. ライヴ 山田 悠介 著 今月は4作品7冊となりました。が、ハズレの月なりー。 1はメフィスト賞受賞作にてデビュー作です。 デビュー作にしてはよくできてます。だけど3分冊するほどながーく引っ張る作品でしょうか? これ刊行されたときは、毎月1冊ずつの3ヶ月連続出版だったそうです。 話題性だけかな。 文化祭の日に誰かが自殺した。それは一体誰だったんだというのが、基本的な話の幹なのですが、ミステリーというかはファンタジースリラー? (3.0点/5点) 2は同じ作者の第二作。これまた相変わらず無駄に長い(笑)。 なんかねー、読み進める事はできるんだけどインパクトがないまま終わる。 決してつまらないわけではないのだが、、、。 前作が高校モノ、今作は大学モノ。じゃあ次回はフレッシュマンモノかな。 基本的に女性の書く学園モノは、どーも肌に合わない事がわかったのだ。(3.1点/5点) 3は小説ではありません。新書のドキュメントです。 これはサラッと読めて、結構おもしろかったです。 ただ、どれも嘘くさい事だ、ってわかってることが多かったのが残念。 えっ、こんなウソが!って驚くものがもっと欲しかったな。 「宝くじのウソ」、「自殺報道のウソ」、「男女のウソ」、「人身売買のウソ」、「児童虐待のウソ」、「部活のウソ」、「料金設定のウソ」、「オリンピックのウソ」、「大国のウソ」、「他国支配のウソ」などです。 (3.5点/5点) 4は初めて読んだ作家です。 前から気になってました。「リアル鬼ごっこ」とか、「○○コース」とか。 一言で言いましょう!「装丁で本を買うのはやめましょう!」 すいません、おもしろそうに見えたんです。どれも。 作品の説明もめんどくさいんですが、なんかウイルスの特効薬目指してトライアスロンやる話です。 設定からしてお粗末です。また、展開もつまらん。だって途中のトラップがあまりにヒドいんだもん。文章構成もペケ。結末も当然ドッちらけ。 これ読んでおもしろいと思うのって、普段本読んでない、話のわからん中高生ぐらいではないのか、、、。 この作家、なぜ売れて映画にまでなるのか?謎だ。(1.2点/5点)
by inac515
| 2005-07-09 18:20
| 読書
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