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8月に読んだ小説一覧
更新怠ってますたー、、、。
とりあえず6冊。 1. 殺人の門 東野 圭吾 著 あいつを殺したい。奴のせいで、私の人生はいつも狂わされてきた。でも、私には殺すことができない。殺人者になるために、私には一体何が欠けているのだろうか…。心の闇に潜む殺人願望を克明に描く、衝撃の問題作! (Yahoo!抜粋) 好き嫌いが分かれると思いますが、僕は好きです、こーゆーの。お前、いい加減気づけよっていうツッコミをいれながら、イライラして読むには(?)最高です。 (4.1点/5) 2. ユグドラジルの覇者 桂木 希 著 華僑の若き総帥"華龍"、娼街育ちにしてEU経済界の女帝、某巨大財閥をバックに持つ米最大IT企業トップ、そして流浪の一日本人と覆面トレーダーの二人組…。混沌のネット経済界を制するのは誰か―?くせ者たちが火花を散らす、タイムリミットの頭脳戦。第26回横溝正史ミステリ大賞大賞受賞作。 (Yahoo!抜粋) まず、横溝正史の冠に対して、この小説でいいの?なんかホント現在(いまの)小説なんだね。これがおもしろいと思わないと現代人じゃないのかなあ?僕は横溝の小説が好きだから読んだだけなんだけど。 (3.0点/5) 3. 一応の推定 広川 純 著 轢死した老人は事故死だったのか、それとも愛しい孫娘のために自殺したのか。ベテラン保険調査員・村越の執念の調査行が、二転三転の末にたどり着いた真実とは?第13回松本清張賞受賞作品。 (Yahoo!抜粋) これは逆に松本清張の冠は正しいだろう。結末は甘いが、とても社会派な推理小説だ。 (3.7点/5) 4. 冬の砦 香納 諒一 著 凍(い)てつく朝、横浜(よこはま)郊外の高校校庭で女子生徒が全裸死体となって発見された。元警官の桜木(さくらぎ)が真相を追うや、静かな学舎(まなびや)では、教師の学内不倫や生徒の売春を密告する怪文書、用地売却を巡る理事会の軋轢(あつれき)など、黒く濁った泡が浮上する……。 死んだ佳奈(かな)は十年前、家庭内暴力からの避難施設(シェルター)で大量殺人に遭遇していた。惨劇が遺(のこ)した精神の傷と事件の関わりとは。義父への殺人容疑、脅迫、拉致(らち)暴力殺人と続発するトラブルは、誰が何を狙っているのか。そして遊園地廃墟で待ち受ける破局――。現代社会と人間の心とに潜む「刃(やいば)」を描き続ける著者、渾身のサスペンス。 (Yahoo!抜粋) まず、学園モノが好きというだけで+評価(甘い)。でも内容は及第点。僕は途中で犯人(?)がわかって興味半減かな。惜しいよ。この廃墟の遊園地は子供の頃よく連れて行ってもらった。結婚して子供が生まれてからも一、二回いったなあ。ほのぼのとして良かったなあ。という感慨も込めて。 (3.6点/5) 5. 拒絶空港 内田 幹樹 著 離陸時にタイヤがバーストしたパリ発成田のボーイング機は、胴体着陸の可能性とともに日本へ向かっていた。そこへパリから衝撃的な情報が入った。「ド・ゴール空港閉鎖、機内に放射性物質が運び込まれたらしい」胴体着陸に失敗して火を噴けば、「死の灰」を撒き散らすことになる。「地上は俺達を見殺しにするのか!もうどこにも降ろせない!」絶体絶命の状況に飛び出した究極の手段とは。 (Yahoo!抜粋) おもろい!元パイロットの作家さんです。この緊迫感はホントいいですよ。でも、惜しいのは後半、話が薄くなったこと。これにテロの話をもっと肉付けすれば、もの凄くおもしろくなってたのにー!!パイロットの視点からだけの小説になってしまったのがもったいない。(伏線は十分あるのに) (3.9点/5) 6. 八月の路上に捨てる 伊藤 たかみ 著 第135回芥川賞受賞作!暑い夏の一日。僕は30歳を目前に離婚しようとしていた。現代の若者を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を軽やかに描く。 (Yahoo!抜粋) あたらしもん好きなので、一応読んどきました(笑)。純文学は難しいです。どうやって評価したらいいのかわからないんですけど、これが現在(いま)なんでしょうね。 (3.5点/5)
by inac515
| 2006-09-22 00:04
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